【UFC】元王者フランク・ミアがリリースを要求
元UFCヘビー級王者のフランク・ミア(アメリカ)がUFCにリリース(契約解除)を要求していることが分かった。
ミアは2001年からUFCのトップファイターとして活躍してきた36歳のベテラン選手だが、今年3月にマーク・ハントにKO負けを喫した試合の当日に、採取したサンプルから禁止薬物が検出され、UFCから2年間の出場停止処分を受けていた。
現地メディアの取材に応えたミアは「裁定に納得してないので提訴しようとも考えたが、勝算があるのかも定かではないしお金も掛かる。テレビにも出演できないのでテレビ解説の仕事も受けられない。これからどうやって家族を養っていくかを考えなければならない。だから提訴は辞めることにした」と明かした。
そのうえで「再び試合に出場できるのは2018年4月だ。テレビにも出演できないのなら、他でキャリアを続けられるようにリリースして欲しいということだ」と、リリース要求に至った理由を説明した。
今のところ、ミアの発言についてUFC側からコメントなどは発表されていない。
2004年に当時のUFCヘビー級王者ティム・シルビアを破り初戴冠を果たしたミア。直後にバイク事故による負傷のため、約2年間の戦線離脱を余儀なくされ、王座からも自動的に陥落。しかし、2006年の復帰以降も、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ブロック・レスナー、ミルコ・クロコップら強豪を撃破する活躍を見せてきた。
15年に渡ってUFCに出場する人気ファイターのミアだけに、今後の動向に注目が集まる。
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