【UFC】中井りんをスミスが打撃で上回る
「UFC FIGHT NIGHT‐Hunt vs Mir‐」
2016年3月20日(日・現地時間)オーストラリア・クィーンズランド州ブリスベン
ブリスベン・エンターテインメントセンター
▼女子バンタム級 5分3R
○レスリー・スミス(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●中井りん(パンクラス・ヴィーナス)
1R、中井はいつも通り試合場をめいっぱい使って左へ回り込む。スミスがパンチを出して来ると連打で打ち合うが、すぐに離れる。タックルのモーションも見せる中井。パンチを連打して来るスミスに中井も打ち合うが、顔にもらって仰け反る場面も。ラウンド終了と同時に、中井はタックルでテイクダウンした。
2Rも中井は回り込み、スミスはパンチで前へ出て来る。打ち合いではリーチの差が出てパンチをもらう中井。しかし、2分を経過したところでテイクダウンに成功。暴れるスミスを抑え込み、肩固めの体勢に。極まってもおかしくない体勢だったが、スミスが立ちあがって脱出。
すぐにスミスが左ミドル、アッパー、連打から左ハイキック。打撃を浴びる中井だが、再びテイクダウンに成功して上のポジションを奪ってパンチを落とす。
3R、中井が突っ込んでいくがテイクダウンは奪えない。スタンドではスミスがジャブで先手を打ち、中井のパンチはなかなか届かない。左右フックの連打を浴びる中井、さらにボディへのパンチやアッパーをもらう。
終盤タックルに行った中井が組みついての投げでテイクダウン。さらにバックを奪ってスリーパーを狙うが時間切れ。スタンドの打撃で差をつけたスミスの判定勝ちとなり、中井は2連敗を喫した。
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▼ヘビー級 5分5R
○マーク・ハント(ニュージーランド/UFCヘビー級9位)
KO 1R 3分1秒 ※右フック
●フランク・ミア(アメリカ/UFCヘビー級10位)
大歓声に迎えられてケージ(金網に囲まれたリング)インしたハント。“スーパースター”と紹介されたコール時も場内は大歓声に包まれ、対戦相手のミアにはブーイングも起こる。
1R、ハントは左インローを放ち、ミアのタックルは切る。ハントが何かをするたびに場内は大歓声だ。そして、ミアがタックルに行こうとしたのか体勢を低くしたところへハントの打ち下ろしの右ストレートが直撃。
仰向けに倒れるミア。レフェリーはすぐに試合をストップした。マイクを向けられたハントは、「勝負には常に勝者と敗者があるってもんだ。今夜、オレたちのどっちかが敗者とならなければならなかったのは悲しいぜ。フランクはいい奴だ。今日ここに来て、俺と戦ってくれたことに感謝する。そしてリスペクトだ。勝とうが負けようが関係ねえんだよ。この時に感謝しなくちゃな」と、ミアを称えた。
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PHOTO=UFC JAPAN PR
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