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【レベルス】王者対決を迎える町田光、SNSで相手の人間性を研究

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2016/08/02(火)UP

町田は強烈なミドルを打ち込み、ジム内に快音を響かせた

 8月7日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『REBELS.45』に出場するREBELS 60kg級王者・町田光(橋本道場)が、8月1日(月)都内で公開練習を行った。町田はRISEスーパーフェザー級王者・野辺広大(1-siam gym)との王者対決に挑む。
 

RISEスーパーフェザー級王者・野辺広大

 2013年10月にREBELS 60kg級王座を獲得した町田。居合い抜きの動作を応用した必殺技”居合いパンチ”を始めとする数々の必殺技で知られる。2014年12月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王座にも就き、REBELSとINNOVATIONの両団体でエースを務めている。

 この日の公開練習ではシャドーボクシングとサンドバッグ打ちを2分間ずつ披露。シャドーボクシングでは緩急のあるステップから時折パンチと蹴りを放って動きを確認。続いて行われたサンドバッグ打ちでは、気迫のこもった表情で一発一発声を上げながら強打を叩き込んだ。

 今回対戦する野辺は蹴り技を武器に活躍する21歳の王者。今年1月に花田元誓を破り、RISEスーパーフェザー級王座を獲得。さらに5月にはJ-NETWORKライト級王者・前口太尊との激闘を制し、波に乗る。

 野辺の試合映像を何度も確認しているという町田。「何でも出来る選手だと思います。リーチが長いので、正面から戦わないようにしたいです」と警戒する。さらに野辺のSNSやブログまでチェックしたことを明かし、「相手の人間性を知ることはとても大事だと思います。その選手のことを尊敬出来たり、好きになれたら、リングの上で凄く良い”作品”を作り上げることが出来ます」と、独特な表現で対策の徹底ぶりを伝える。

 RISE王者を迎え撃つREBELS王者の町田だが、「今回、ベルトは懸かっていないですが、負けたら返上します。そうでないと、他団体の王者と試合をする意味が無くなります。この試合に対して、いろいろなものを懸けて戦いたいという気持ちがあるので」と、敗れた場合は王座返上の覚悟。 
 
 さらに「僕はあと1年で30歳になりますが、その年齢になってもキックボクシングで食べられなかったら引退することを考えています。だから、この1年間は絶対負けられない勝負の時。引退覚悟で全力で駆け抜けようと思います」と語り、並々ならぬ覚悟を持って試合に臨む。

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