【イノベーション】町田光、浅川大立に苦戦の逆転勝利で初防衛に成功
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Join Forces-1」
2016年6月5日(日)東京・新宿FACE
▼第9試合 メインイベント INNOVATIONスーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○町田光(橋本道場/INNOVATIONスーパーフェザー級王者、WPMF世界スーパーフェザー級王者、REBELS60kg級王者)
判定2-0 ※49-48、48-48、49-48
●浅川大立(ダイケンジム/同級4位/挑戦者)
※町田が初防衛に成功
町田は2014年12月に王者・狂平を破り、INNOVATIONスーパーフェザー級王座を獲得し、今回が初防衛戦。対する浅川はパンチを得意とする2014年度INNOVATIONライト級新人王。ライト級からスーパーフェザー級に階級変更し、初戦となった昨年10月に次期挑戦者決定戦で久井淳平を撃破して今回の一戦につないだ。
1R、浅川はローでペース掴むとサイドキック、顔面への前蹴り、さらにワンツーの連打を次々とヒットさせていく。浅川の勢いに飲まれ劣勢を強いられる町田だが、終盤にフックをヒットさせ浅川をぐらつかせたところで終了のゴング。
2R、勢いの止まらない浅川のパンチをもらう町田は鼻血を出しながらも、ローから左右フックにつないでプレッシャーをかける。3Rには、浅川が右ストレートを浴びせ町田がぐらつく。持ち応えた町田は浴びせ蹴りもヒットならず。しかし、組んでのヒザで徐々に浅川のスタミナを削っていく。疲れの見える浅川に対し、4Rには町田が首相撲からのヒザで主導権を握る。終盤には町田が接近戦でヒジを狙う。
5R、手数の落ちない町田は前に出続けフックが度々ヒット。それが有効打となったか浅川は左まぶたをカット(ドクターチェック)。さらに飛びヒザ、首相撲からのヒザ蹴りで圧倒する町田。フルラウンド終了すると、浅川は疲れが激しく、立つのがやっとの状態だった。後半に巻き返しを見せた町田が判定勝利で初防衛に成功。
試合後、町田は「(3月の森井洋介戦で)スネをケガしてしまったので蹴りも使えず、気負い過ぎていたりと自分の動きが悪すぎました」と猛反省。8月7日、東京・大田区総合体育館で開催される『REBELS.45』ではRISEスーパーフェザー級王者・野辺広大との一戦が決定しており、「今のままでは勝てない。残りの時間で試合の作り方から見直して挑みたい」とした。
▼第8試合 セミファイナル INNOVATIONバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○鈴木真彦(山口道場/DEEP KICK55kg級王者、同級4位/挑戦者)
TKO 3R2分20秒 ※レフェリーストップ
●知花デビット(ワイルドシーサー群馬/INNOVATIONバンタム級王者、WBCムエタイ日本バンタム級王者)
※鈴木が第3代王者に、知花は初防衛に失敗
昨年4月にEIJIとのINNOVATIONバンタム級王座決定戦を制し、新王者に輝いた知花が初防衛戦。一方、鈴木はDEEP☆KICKを主戦場にし、現在55kg級王者。9勝のうち5つがKOという高いKO率を誇る。イノベーション初参戦で二冠王となるか。
1R、知花がコツコツと左ロー。鈴木はパンチからローにつなぐ速い攻撃。さらに左ボディストレート、左ボディブローの強打を当て、終盤には右ストレートをクリーンヒットさせる。
2R、鈴木が左フック、右ストレートで知花をぐらつかせ一気にラッシュを仕掛ける。防戦一方となる知花だが、驚異の打たれ強さを発揮し前に出ながらパンチを返す。
3R、勢いの止まらない鈴木は左フックを見舞い、連打を仕掛けてダウン奪取。立ち上がる知花をコーナーに追い詰めてラッシュしたところでレフェリーがストップした。TKO勝利でベルトを巻いた鈴木は「ずっと欲しかったベルトなので嬉しいです、これから強い相手を倒していきます」と宣言した。
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