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【ZST】初戴冠の山田崇太郎、ベルトよりもジムの宣伝

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2016/08/08(月)UP

初戴冠の喜びを語る山田崇太郎

 8月7日(日)東京・新宿FACEにて同日開催された『ZST.52』と『ZST.53』両大会の一夜明け会見が、8日(月)都内で行われ、ZSTウェルター級タイトルマッチを制して新王者に輝いた山田崇太郎(GSA/総合格闘技津田沼道場)が出席した。

 32歳にして自身初となるMMA(総合格闘技)のベルトを手に入れた山田は「まだ実感は沸いていないですが、練習仲間をはじめ、サポートしてくれた人たちが喜んでくれているのが嬉しいです」と喜びのコメントを述べた。

鍛え上げた太い腕でジョンミンの首を締め上げる山田

 対戦決定会見では「相手の得意なところでは勝負しない」と、今回の対戦相手カン・ジョンミン(韓国)の打撃を警戒。試合ではその言葉通り、開始早々にテイクダウンに成功すると、得意のフロントチョークにより1R 2分29秒でジョンミンからタップを奪った。山田は「準備してきたことが出せたと思います。作戦がしっかりはまったという感じですね」と振り返った。
 
 また、試合前には「ベルトは特に意識していないですが、王者になってジムの宣伝をしたい」と話していた山田。自身が代表兼インストラクターを務めるジムの集客活動を最大目標に掲げていたが、この日の会見でも、他の質問にはあまり良い答えが浮かんでこないと不慣れな様子を見せながらも、ジムの話題を振られると饒舌な語り口調でしっかり宣伝。周囲の笑いを誘った。

23歳の伊藤(右)と20歳の柏﨑(中央)と並び、「一人だけおっさん」と漏らした32歳の山田(左)

 今後の目標については「まずはZSTのグラップリングに僕の階級を作ってもらって、それに出たいと思っています」とグラップリングマッチ出場を希望。「賞金がしっかり出るようにお願い致します」と最後に一言添えることも忘れなかった。

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