【K-1】王者・卜部と再戦のウルフ、目指すはドイツ人初のK-1世界王者
9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg世界最強決定トーナメント~』に出場するヨハネス・ウルフ(ドイツ)のコメントが、主催者を通じて届いた。ウルフは一回戦でK-1 WORLD GP -60kg王者・卜部弘嵩(K-1ジム・チームドラゴン)と再戦する。
今年3月に卜部と対戦したウルフ。バックスピンキックやジャンピングバックスピンキック、踵落とし、サイドキックなど、6歳から習い始めたというテコンドー仕込みの多彩な足技を駆使して、K-1初参戦ながらいきなり王者を破る金星を挙げた。これまでにWKA世界ライト級王座やISKA世界スーパー・フェザー級王座といったタイトルを獲得している。
卜部戦を振り返ったウルフは「彼(卜部)は対応力の優れた選手だと思う。ただ前回は僕のことを甘く見過ぎていたんじゃないかな。結果的には嬉しかったけどね」と、王者撃破も過信の無い様子を見せる。今回、約半年という短い期間で、しかも世界トーナメント初戦という舞台で再び拳を交えることになったが、「本当は決勝で弘嵩と戦いたいと思っていたんだ。でも残念ながら一回戦で戦うことになってしまった」と本音をこぼす。
試合に向けて「一度戦っていることで、お互いの戦い方も分かっている。より対策を練ることが出来るので、前回以上にエキサイティングな試合になるだろうね」と、一進一退の熱戦を予想。さらに、今回の試合に向けて磨いている蹴り技について聞かれると「それはここでは言えないよ。トップシークレットだ」と、秘策があることを匂わせた。
K-1では2戦目を迎えるウルフだが、今後の目標については「チャンピオンを倒し、ドイツ人として初のK-1 WORLD GP王者になりたいね」と意気込む。ドイツ出身のK-1ファイターには、かつてピーター・アーツ、レミー・ボンヤスキー、フランシスコ・フィリオ、バダ・ハリらトップファイターを撃破したステファン・レコがいたが、K-1世界王者の称号は手にしていない。ウルフがトーナメントを制し、ドイツ人初のK-1世界王者となるのか。
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