【K-1】ウルフが多彩な足技を披露「試合後、僕は有名になっている」

2016/03/02（水）UP
（最終更新：2016/03/04 11:25）

　3月4日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～－65kg日本代表決定トーナメント』にて、K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部弘嵩（K-1ジム・チームドラゴン）と対戦するWKA世界ライト級王者ヨハネス・ウルフ（ドイツ）が、2日（水）都内で公開練習を行った。

　2分2Rのマススパーリングを披露したウルフは、バックスピンキックやジャンピングバックスピンキック、踵落とし、サイドキックなど多彩な足技を披露。テコンドーのバックボーンを持っているのかと思いきや、7歳から11歳まで空手を学んでいたが、今のスタイルはキックボクシングで培ったものだという。

「バックスピンキックでKOすることはよくあるし、ほとんどのKO勝ち（28KO）がレバーか顔面への蹴りなんだ」とウルフ。

　対戦する卜部については、「いい選手だ。キックボクサーはパンチだけの選手か蹴りだけの選手に分かれるものだが、彼は両方が出来てバランスが取れている。僕も両方出来る選手なので、試合が楽しみだよ」と評する。

「僕は相手の出方を見て、どんなタイプかを分析してそれに合った戦い方をする。いろいろな攻め方が出来るので、相手に対応した豊富なバリエーションがあり、それを選んで戦うんだ」とウルフ。

　本来なら昨年1月に開催された『K-1 WORLD GP －60kg初代王座決定トーナメント」の1回戦で、弘嵩の弟・功也との対戦が決まっていたが、直前に負傷欠場となり今回が初来日。

「今回、日本のファンに自分が何を出来るか見せたい。試合後には、僕は有名になっているだろう。僕の試合を見たら、もう一度日本へ来てくれと言われるだろうね」と、ウルフは自信たっぷりに語った。

●編集部オススメ記事
・卜部弘嵩がウルフを語る
・卜部弘嵩、KO決着を予告「判定は自分のプライドが許さない」