【Krush】野杁正明「ゲーオを倒す初の日本人になる」
8月20日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催された『Krush.68 ~in NAGOYA~』の記者会見が、23日(火)都内にて行われた。セミファイナルで、中国の格闘技イベント『WLF武林風』の新人王ワン・ポンフェイに三日月蹴りを突き刺して初回KO勝ちを収めた野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)が会見に出席、試合を振り返った。
「試合前に予告した通り、しっかりKO勝ちで終われたことについては満足しています」と自身の勝利を評価する野杁だが、対戦相手については「もっと強い相手とやりたかったという思いはあります」と少々物足りなかった様子。それでも、約1年ぶりに地元名古屋で迎えた凱旋試合を勝利で飾り、「応援団の数が多くなるので、拍手や声援がすごくてやっぱりパワーがもらえますね」と喜びを語った。
試合後には「僕はゲーオ選手が持っているベルトしか見ていない」と、K-1 WORLD GP -65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックの打倒を改めて宣言したが、この日の会見でも「(タイトルマッチを)組んでもらえるなら、しっかりゲーオにリベンジを果たしたうえでベルトを取りたい」と言葉に熱を込めた。
6月に『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント~』の準決勝という舞台で迎えたゲーオとの初対決は、野杁の判定負けという結果に終わった。そのゲーオはトーナメントを制し2連覇を達成。9月19日(月・祝)の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~』にて、K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝者・山崎秀晃を挑戦者に迎えて、2度目の防衛戦に臨むことが決まっている。
野杁は「僕はゲーオ選手にも山崎選手にも敗れているので、どちらもリベンジしないといけない相手です。でもやっぱり、以前からゲーオ選手に初めて黒星を付ける日本人選手になると言ってきたので、それを実現したいです」と、ゲーオ戦への特別な思いを強調。
そのうえで今後の目標について、「僕はいつ組まれてもいいように準備しておくだけです。それまでに何試合あるかは分からないですが、組まれた相手を一人ひとりしっかり倒して、ゲーオ選手の前に立ちたいと思います」と力強く話した。
●編集部おススメ記事
・野杁が中国からの刺客を一蹴、目標は打倒ゲーオひとつだけ
・注目の初対決はゲーオが接戦の末に野杁を振り切る
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】