【K-1】再起戦の卜部功也「頂点に返り咲きたいという想いだけ」
9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館大会にて開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~』で、トーナメントに出場する前K-1スーパー・フェザー級王者・卜部功也(K-1ジム・チームドラゴン)が3日(土)所属ジムにて公開練習を行った。
2分2Rのシャドーボクシング、ミット打ちで好調をアピールした卜部。今回、4月のK-1-60kg日本代表決定トーナメント決勝戦で大雅に判定負けしてからの復帰戦となるが「負けたことで見つめ直したこと? そこは意識していません。負けたのは、ただ練習量が足りなかったというシンプルな理由。今まで以上に練習量を増やし、今はしっかりフィジカルをやり直してパワーを付けることを意識しました。そして、しっかりしたフォームで打つことで無駄なく強い蹴り、パンチを打てるようになりました」という。
兄の弘嵩は今回のトーナメントに向けてタイで武者修行を行ってきたが、「僕はチームドラゴンでやっていることに誇りを持っています。ドラゴンで強くなってきたので、1からドラゴンで基礎に戻りトレーニングを積めば強くなると思っています」と、これまでと同じくチームドラゴンでの練習をメインに決戦に備えているという。
一回戦の相手カリム・ベノーイとは2014年11月にフランスで対戦し惜しくも判定1-2で敗れている。「(ベノーイは)身体が頑丈。テクニックもあってやりづらい相手」と警戒するが、「あの時の自分とは違うし、必ず結果は違うものになります」とリベンジに自信を見せる。
二連敗中の弘嵩と共に今回は再起戦となり、うまく勝ち上がれば昨年1月のK-1-60kg初代王座決定トーナメントと同じく、兄弟で頂点を争うことになる。しかし、卜部は「兄弟対決がベストでしょうが、僕は生き残ることに必死。兄もそうだと思います。判定ではなく自分らしくKO勝ちして、頂点に返り咲きたいという想いだけです」と並々ならぬ意気込みを語った。
また、K-1ライト級 Fight(-62.5kg)で”狂拳”竹内裕二と対戦する林健太(K-1ジム・チームドラゴン)も公開練習を行い。好調をアピール。念願のK-1出場を前に「練習量も1.5~2倍くらいになりました。新しい階級の一発目なんで面白い試合をして倒して、スーパー・フェザー級の世界トーナメントよりも面白い試合をします」とコメントした。
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