【RIZIN】無差別級Tに元UFCヘビー級暫定王者が参戦
12月29日(木)、31日(土)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』の記者会見が、10月27日(木)都内で行われた。
この無差別級トーナメントの主催者推薦枠シード選手に、元UFCヘビー級暫定王者シェーン・カーウィン(アメリカ)の正式決定が発表された。
カーウィンは身長186cm、体重120kgでアメリカン・フットボールからMMAに転向。2005年に30歳でプロデビューを果たすと、1RでのKO・TKOもしくは一本勝ちを12戦連続で収めてUFCヘビー級暫定王座に上り詰めた超攻撃型ファイターだ。
2010年7月の王座統一戦でブロック・レスナーに初黒星、続く2011年6月のジュニオール・ドス・サントス戦で連敗を喫すると、長期欠場を経て2013年5月に引退を表明していた。
現役引退から5年、41歳となったカーウィンが、この日の会見にコメントを寄せた。カーウィンは「日本はMMAのみならず、武道そのものを象徴する国の一つだ。世界のレジェンドと言われる選手たちの多くが日本で、そして榊原信行氏(RIZIN実行委員長)の元で戦ってきた。今回、RIZINに参戦する機会を与えられたこと、そして歴史溢れる、さいたまスーパーアリーナで戦えることを非常に光栄に感じている」と、日本での試合、そしてRIZIN出場について喜びを綴る。
さらに、「また戦えることにとても興奮しているし、復帰の舞台がRIZINということも申し分ない。RIZINが成長するために最大の手助けをするつもりだ」と決意を表明し、「俺がこのトーナメントを制した後、世界中のファン達が次の大会に期待するような試合を見せたい」と、さっそくトーナメント制覇を予告した。
カーウィンのトーナメント2回戦での対戦相手についてはまだ決定していないが、高田延彦RIZIN統括本部長はファンに向けてツイッターを通じて希望の対戦相手を投稿するよう呼びかけた。
榊原CEOは、「最後のひと枠は昨年のヘビー級トーナメント優勝者キング・モーかアメリカ人選手を入れたかったんですが、なかなかいませんでした。カーウィンがいろいろな団体から声がかかっている中でRIZINを選んでくれてホッとしています。戦績もそんなに多くないのでダメージを受けていない。今は130kgくらいあるそうですが、モチベーションが高いので優勝をかっさらうかも」と、カーウィンが優勝候補筆頭だと語った。
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