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【シュートボクシング】朱里、MIOにはベルトもエースの座も譲らない

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2016/11/07(月)UP

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かつては格闘技で有名になってAKBに入ることを目標に掲げていたUnion朱里

 11月11日(金)東京・TDCホールにて開催される『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2016』で、SB日本女子ミニマム級王座決定戦を争うUnion朱里(GSB名古屋)のコメントが、主催者を通じて届いた。

 王座決定戦で戦うMIO(シーザージム)とは今回が4度目の対戦(過去3戦はいずれもMIOが勝利)。タイトルマッチが決まった時は、「やった!と思いました」という。

 前回は7月の『Girls S-cup』で行われた48kgアジアトーナメントの決勝戦で対戦。延長戦までもつれ込み、僅差の判定で惜しくも敗れた。

「前回の試合のことは覚えてないんです。試合中にいい攻撃をもらって全く試合のことを憶えていないのでやった気がしていません(笑)」と言い、「大会当日の朝の記憶からないです。言われて思い出します。トーナメント1回戦で台湾のYURI選手をKOしたことも覚えてないんです」と、意外な事実を明かす。

7月のトーナメント決勝戦は接戦となった

 MIOとの対戦については、「本戦で自分が勝ったという人がいたのですが、倒し切れなかった自分に問題があると思います。2年前にやった時ほどは(実力差を)感じなかったです。そんなに差はないなと。今はパンチの出入りの練習をしているので、それがしっかりはまれば相手は倒れるんじゃないかなと思います。次は倒します」と、差は縮まったと感じているようだ。

 今回は初代王座を懸けての対戦だが、「申し訳ないのですが、そこはそんなに執着はないです。ベルトよりもMIOちゃんに勝ちたい気持ちの方が強いです」と打倒MIOに執念を燃やし、MIOの引き立て役のようになっていることについて「主催者のそういう扱いは面白くない上に、MIOちゃんの試合自体も面白くないですからね。自分の方が面白い試合をするので、(MIOは)48kg級の主役にはなれないと思います」と、主役の座を奪い取ると豪語する。

トーナメントでは明暗を分けた両者。今回が最終決着戦となるか

 MIOが「私とやりたいと二度と言わせないようにしたい」とコメントしていることについては、「私も同じことを思っていました」と返答。MIOがバックドロップを決めたいと言っていることに対しても「無理だと思います。私は投げにあまり執着がないので打撃で勝負します」と断言。

 そして、MIOにリベンジして王者になったら「「他団体の48kg級のチャンピオンともやりたいですし、51kg級でも試合をやれるので、そこでもネームバリューのある強い選手とやりたいです。シュートボクシングの女子軽量級は私が引っ張っていきます」と、ベルトだけでなくエースの座もいただくと言い放った。

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