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【ROAD FC】元修斗王者・佐々木が1億円トーナメント参戦

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2017/01/10(火)UP

1億円トーナメント地域予選で激突する佐々木信治(左)とアルバート・チェン(右)

 2月11日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される『ROAD FC 036』の追加対戦カードが発表された。

 同大会で開幕する『ROAD FCライト級世界トーナメント』の地域予選・韓国ファーストラウンドに、元修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治(総合格闘技道場BURST)の出場が決定。4月に行われる地域予選・韓国ファイナルラウンド進出を懸けて、中国系カナダ人ファイターのアルバート・チェン(カナダ)と対戦する。

 佐々木は2005年に修斗でプロデビューし、2013年には第6代修斗環太平洋ウェルター級王座に就くなど活躍。現在までに30戦17勝10敗3分の戦績を収め、勝ち星のうち11勝が関節技・絞め技による一本勝ちと、寝技を得意とするファイターだ。

昨年12月のROAD FCライト級タイトルマッチで王者アソル(上)の強打に屈した佐々木(下)

 ROAD FCには2015年2月から参戦し、5連勝の活躍を見せると、昨年12月にROAD FCライト級王者クォン・アソル(韓国)に挑戦。満を持してのタイトルマッチであったが、1R2分35秒でTKO負けを喫して王座獲得とはならなかった。今大会が再起戦となる。

 対戦相手のチェンは2010年にプロデビューを果たし、現在までに11戦8勝3敗の戦績を収めるファイター。ブラジリアン柔術の黒帯を持ち、佐々木と同じく寝技を得意としている。

 2013年には、UFCの選手育成リアリティ番組『ジ・アルティメット・ファイター』(通称TUF)中国版の契約争奪16人制トーナメントに参戦。準決勝で敗れたものの、後にUFCと契約を結ぶことに成功し、2014年3月のマカオ大会に出場。しかし、そこでTKO負けを喫し、わずか1試合でリリース(契約解除)となった。その後はアメリカのMMA大会と昨年4月から参戦するROAD FCで、合わせて5連勝を飾るなど好調を維持している。

 4月の地域予選・韓国ファイナルラウンドではさらなる強敵との戦いが予想されるだけに、佐々木はチェンに良い内容で勝利し、次戦につなぎたいところ

 なお、ROAD FCは『ROAD FCライト級世界トーナメント』について、優勝者にいきなり100万ドル(1.16億円=1月10日現在)を与える形式から、優勝者にはまずライト級王者アソルへの挑戦権を与えて、その勝者が100万ドルを手にするという形式へと変更。大会名称も『100万ドル・ライト級トーナメント ~Road to A-Sol~』(A-Sol=アソル)となり、実質はROAD FCライト級次期挑戦者決定トーナメントだと言える。

 アソルへのリベンジに燃える佐々木は、トーナメント地域予選に出場が決まり、「次戦が発表されました。這い上がります」と、自身のSNSにコメントを綴っている。 

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