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【ROAD FC】アソルが佐々木信治にTKO圧勝

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2016/12/10(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

倒れた佐々木(下)にパウンドを落とすアソル(上)

ROAD FC
「ROAD FC 035」
2016年12月10日(土・現地時間)韓国・ソウル奨忠体育館

▼セミファイナル 第7試合 ROAD FCライト級タイトルマッチ 5分5R
○クォン・アソル(韓国/王者)
TKO 1R 2分35秒 ※パウンド
●佐々木信治(総合格闘技道場BURST/元修斗環太平洋ウェルター級王者/挑戦者)
※アソルが2度目の防衛に成功。

RIZINでは元UFCのダロン・クルックシャンク(左)に敗れている佐々木(右)

 王者アソルに元修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木が挑戦する。佐々木は今年4月の『RIZIN』ではダロン・クルックシャンクに敗れたが、ROAD FCでは現在5連勝中と絶好調。

 1R、左手を長く伸ばして距離をとるアソルは佐々木が近づいてくるとパンチの連打。佐々木は大きく構えてジリジリと前へ出る。アソルの前蹴りをキャッチした佐々木がテイクダウンに成功。しかし、アソルは立ち上がると逆にテイクダウンを奪ってすぐに立ち上がる。

 アソルの右ストレートに倒れ込む佐々木。しかし、すぐにディフェンスの体勢をとる。アソルは深追いせずに立ち上がり、左ストレートからの右フックで佐々木をダウンさせる。佐々木は仰向けになってディフェンスの体勢をとったが、アソルがパウンドを連打すると一方的になり、レフェリーがストップした。

 佐々木はマイクを向けられると「アソル選手は凄く強くて。みんなのためにも勝ってその後のROAD FCを盛り上げたかったし、娘にカッコいい父ちゃんでいたかったんですが、ダメでした。力不足です。また一からやり直します」と言うと、「俺がここまで来れたのは応援してくれたみんなのおかげもあるし、俺の嫁さんが凄く強いんですよ。その嫁さんがベルトを巻いたことがなかったので、今日ベルトを獲ったら一緒に獲ったベルトだって巻いてあげたかったです」と悔しさに号泣した。

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トヨタ(右)に左フックを叩き込んだモー(左)

▼第6試合 ROAD FC無差別級タイトルマッチ 5分3R
○マイティ・モー(アメリカ/王者)
KO 1R 1分10秒 ※右アッパー
●カルロス・トヨタ(ブラジル/HARD COMBAT/挑戦者)
※モーが初防衛に成功。

チェ・ホンマン(左)をKOして初代王座に就いたモー(右)

 元K-1ファイターのモーは今年9月のROAD FC無差別級トーナメント決勝戦で、チェ・ホンマンを伝家の宝刀サモアンフックで初回KO。初代無差別級王座を獲得し、46歳にして初のMMAのベルトを巻いた。現在ROAD FCで4連勝中。

 対する挑戦者トヨタは、昨年7月に開催されたROAD FC日本大会でチェ・ホンマンを右フック一発で横倒しにし、1Rわずか1分29秒で衝撃的なKO勝ちを収めた。チェ・ホンマンを1RでKOした者同士によるタイトルマッチとなった。

 1R、フットワークを使って回り込むトヨタにモーがジリジリと近寄っていく。トヨタがハイキック、モーが左フックを放つだけで場内からは「オー」とどよめきが起こる。

 トヨタが左フック、モーが右フックを放ち、トヨタがバランスを崩したところでモーが一気に前へ出て左フックからの右アッパー。トヨタは意識を失って倒れ、モーの秒殺KO勝ちとなった。

PHOTOS=ROAD FC(C)

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