【ベラトール】IGFの怪力王がミルコ破ったコンゴと激突

2017/01/16（月）UP
（最終更新：2017/01/16 14:49）

　2月18日（土・現地時間）アメリカ・カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターにて開催される『Bellator 172』の追加対戦カードとして、2013年Bellatorヘビー級トーナメント覇者シーク・コンゴ（フランス）vs第5代IGF王者オリィ・トンプソン（イギリス）が決まった。

　コンゴは2001年にプロデビューし、2006年7月からUFCに参戦。2007年9月にミルコ・クロコップから判定勝ちを収めると、その後は元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス、元UFCヘビー級王者フランク・ミア、マーク・ハント、ロイ・ネルソンら強豪たちと拳を交え、約7年に渡り活躍してきた。

　現在の主戦場であるBellatorには2013年10月のヘビー級トーナメント1回戦で初参戦し、同年11月の決勝戦でピーター・グラハムを下して優勝。2014年4月にはBellatorヘビー級タイトルマッチでヴィタリー・ミナコフに挑戦するも判定で敗れた。以降は、2015年2月に判定2－1の僅差で敗れたキング・モー戦をのぞき、5勝を上げている。MMA通算戦績は37戦25勝（12KO・TKO）10敗。

　対するトンプソンは2011年3月に地元イギリスのMMA団体UCMMAの王座に就くと、翌年にはUFCに参戦。2戦2敗でリリース（契約解除）となり、以降は再びUCMMAやポーランドのKSWなどで試合を重ねた。2015年4月からIGFのヘビー級トーナメントに参戦し、ミノワマン、クリス・バーネット、フェルナンド・ロドリゲス・Jrを下して優勝を果たした。

　Bellatorには昨年7月に初参戦を果たしたが、今大会でエメリヤーエンコ・ ヒョードルと激突するマット・ミトリオンにTKO負け。コンゴとの試合が再起戦となる。

　そんなトンプソンだが、実はMMAに転向する前は丸太上げや冷蔵庫担ぎなどの種目で怪力を競い合う『ストロンゲストマン・コンテスト』の選手で、2006年のイギリス王者になっている。果たして、イギリスの怪力王トンプソンは、ベテランファイターのコンゴを攻略できるか。

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