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【グランドスラム】所英男vs伊藤盛一郎は過酷ルールに変更

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2017/10/24(火)UP

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かつて公開練習でスパーリングを披露した伊藤(左)と所(右)。本気で一本を奪い合う動きのある一戦が期待される

 10月29日(日)東京・大久保のGENスポーツパレスにて開催される『GRANDSLAM6 ―WAY OF THE CAGE―』での対戦が決定していた、RIZINを主戦場とする所英男(リバーサルジム武蔵小杉トコロプラス)と前ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)が、“過酷ルール”で対戦することが決まった。

 今大会のプロデューサーである勝村周一朗は「甘っちょろいエキシビションマッチにはさせませんよ」と、まずは5分1Rだった試合時間を3分2Rに変更。そしてグラップリングルール(組み技限定ルール)を「確実に勝ちたければ一本を奪う」「ポイント累積による逃げ切りが困難」なルールを導入することに決めた。

 これにより、抑え込んでいるだけの余裕はなく、アグレッシブに関節・絞め技で一本を狙い続けることが勝利につながる戦いが期待されることになった。

[ポイント加点法について]
・スタンドの状態でスタートしグラウンドになって2者が上下に別れた場合(テイクダウンであっても引き込みであっても)上のポジションの者に1P与えられる。
・上の者が相手をパスガードしサイドから完全に抑え込んだ場合1P追加となる。同様にサイドからマウントもしくはバックマウント(相手の背後からコントロールし完全に足で相手の胴を制している状態)に移行した場合も1Pの追加となる。
・テイクダウンしていきなりマウントだった場合は3Pとなる。
・マウントからサイドに移行してもポイントの追加にはならない。また一度のグラウンドの展開では何度も上下が入れ替わっても各選手に最大3Pまでしかポイントは入らない。

例)
AがBをテイクダウン(Aに1Pで1-0)
Aがパスしてサイド(Aに1P追加2-0)
Bがガードに戻す(ポイントなし2-0)
Bがスイープしてマウント奪取(Bに3P2-3)
Aがブリッジで返しBのガードの中へ(一度上を取っているのでポイントの追加はなし)
Aがパスしてマウントへ(ポイント追加3-3)
Bが返して上を取る(ポイント追加なし3-3)
スタンドに戻りBがテイクダウン(Bに1Pで3-4)

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