【RIZIN】野沢直子の長女・真珠の第2戦は大みそか、因縁の相手と再戦
12月29日(金)31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』の記者会見が11月17日(金)都内にて行われた。
7月大会で衝撃デビューを果たした、タレントの野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤー(24=アメリカ)の第2戦が決定した。チェルシー・ラグラース(26=アメリカ/Lancaster Academy of Mixed Martial Arts)と31日に対戦する。
かつて人気タレントとして活躍した野沢直子の長女である真珠はアメリカで生まれ育ち、空手、柔術を学んで今年2月にアマチュアMMA(総合格闘技)で初試合、当時5戦全勝の相手に判定勝ち。6月にはアマチュア第2戦で初回TKO勝ちを収め、7月のRIZINでプロデビュー。1R開始から打撃で猛攻を仕掛け、持ち上げてテイクダウンするとマウントを奪い、パウンドとヒジ打ちの連打。最後は腕十字で仕留めた。
試合開始から一方的に攻め続け、流れるような動きで勝利を収めた真珠に、場内は大いに沸いた。
当初は10月の福岡大会で第2戦を行う予定だったが、「本人も出ると言っていたが、7月の結果が本人は喜んでいた反面、アメリカに帰国後の批判が多かった。そんなことで喜んでいていいのか、と。それで本人もレベルを上げてRIZINに戻りたい、自分はまだRIZINに上がるレベルにない、と。母のネームバリューや話題性だけで出たくないとの想いがあったようです」(榊原信行RIZIN実行委員長)とのことで見送りとなった。
現在は「9月からギルバート・メレンデス(元ストライクフォース&WECライト級王者)のジムに移籍してトレーニングをしています。大みそかであれば納得のいくパフォーマンスが出来る自信がある、という話し合いをしました。期待していいと思いますね。フィジカル、技術、メンタル、全ての面で数段レベルがアップした真珠が見られると思います」(同)と、大みそかは自信を持って第2戦に臨むようだ。
その第2戦の相手ラグラースとは今年3月にアマチュアMMA大会で対戦し、序盤から激しい打ち合いの末に真珠の反則(頭部への蹴りが禁止のルールだったが、21cmの身長差があるため真珠の蹴りが頭部に入ってしまった)によって勝利。その後も勝利を重ねて現在は3戦無敗。下から潜り込んで放つパンチを得意とし、真珠戦でもそのパンチを多数浴びせている。「チェルシーの試合にハズレなし」と言われるほど盛り上げる試合をするという。
ラグラースは「真珠との最初の試合は、お互いに満足のいくような結果ではなく、不完全燃焼で終わっているのでこのリマッチにはとてもやりがいを感じているわ。あなたはとてもタフで素晴らしいファイターよ。またリングで戦うことを楽しみにしています。今度こそ白黒はっきりさせましょう」と、完全決着したいとのコメントを寄せている。
一方、真珠は「また日本に戻って試合をすることが出来てとても嬉しいです。前回チェルシーと試合をした時は反則負けを喫してしまいましたが、今回の目標は反則負けをしないことです。日本で会いましょう」とのコメントを寄せた。
なお、ラグラース戦は母・野沢直子が初めて真珠の試合を見に来ていたため、真珠は絶対に勝ちたいとの想いがあったという。今度こそ、その想いを実現させることが出来るか。
<決定対戦カード>
▼RIZIN女子MMAルール 57.0kg契約 5分3R ※ヒジあり
真珠・野沢オークライヤー(アメリカ/EI Nino Training Center)
vs
チェルシー・ラグラース(アメリカ/Lancaster Academy of Mixed Martial Arts)
▶︎前回の試合:野沢直子の娘・真珠が猛攻からの腕十字でデビュー戦勝利(2017年7月)
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