【RISE】那須川天心のタイトルマッチが消滅の危機
11月23日(木・祝)東京・TDCホールにて開催される『RISE 121』の前日計量&記者会見が、22日(水)都内にて正午より行われた。
セミファイナルで行われるRISEバンタム級タイトルマッチ、王者・那須川天心(TARGET)vs挑戦者イグナシオ“El Misil”カプロンチ(アルゼンチン)の計量で異変は起こった。
今回が2度目の防衛戦となる那須川はバンタム級のリミット(55.0kg)ちょうどでクリアー。続いて計量に臨んだ挑戦者のイグナシオは55.85kgで850グラムオーバーとなったのだ。イグナシオは2時間以内の再計量でリミットクリアーを目指すが、続いて行われた記者会見に登壇する前のイグナシオの手にはなぜかスポーツドリンクのペットボトルが持たれていた。
「倒す準備は出来ています。明日はしっかりと今までやってきたことを全部出して、今までで一番いい試合をします。そして僕が一番強いことを証明して、世界最高の選手がRISEにいることを証明します。誰よりも面白い試合をして盛り上げたい」と意気込みを語った那須川。一方、イグナシオは「明日のタイトルマッチの相手はいい選手。強くてアグレッシブでスピードがあって日本の人気者だ。自分のベストを尽くして勝ちたい」と何事もなかったかのように意気込みを語った。
イグナシオは体重オーバーのことを聞かれると「悪いと思っている。実は朝に走った時に倒れてしまったんだ。これ以上(減量は)出来ないと思って自分が悪いという気持ちでいっぱいです。でもホテルの体重計では55.2kgだったし、昨日は55.0kgピッタリだったんだ」と、自分の非を認めながらもこれ以上の減量は無理だと主張。
一方、那須川は「プロとして失格だとは思う」との言葉を投げかけたが、「僕は別に体重をそこまで意識してやっているわけではない。僕は相手が体重をオーバーしていてもやります」と試合は何があってもやると宣言。
伊藤隆RISE代表は「再計量してみて落ちない場合はタイトルマッチとして認定できません。あとは両者の話し合いでノンタイトルのワンマッチにするか、天心サイドが拒否すれば試合自体がなくなる可能性もあります」との見解を示したが、那須川は「僕はやります」と試合は絶対にやると主張した。
小川清史コミッショナーは「最終的にコミッショナー裁定でどうするかを決めます。事故が起こっても困るので慎重に結論を出したい」とまとめた。
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