【巌流島】噂のロシア武術システマの使い手「パンチは当たらない」
2018年1月3日(水)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA-謹賀新年、宿敵同士の果たし合い-』で、左禅丸(44=日本拳法/日本)と対戦するアキラ・シット・レック(35=システマ/日本)のコメントが主催者を通じて届いた。
日本でも最近話題となっている旧ソビエト連邦が生み、現在でもロシアの軍隊が採用している神秘の武術「システマ」。その使い手としてアキラが巌流島に初参戦を果たす。
「ルールが他と違い、スポーツよりも武道寄りで、自分が持っている技術を試せる場だと思ったのがきっかけです。自由に動ける部分が多いと思いました。ただ、やはりそれでもルールです。引き込んだり、引き込まれたりの寝技のときに、自分は一対一しか想定していなかったんだなと後で思いました。システマにはスポーツ格闘技と違って、体格差や力を凌駕する理念があると思い、僕も探求している最中です」と、巌流島に参戦した理由を語るアキラ。
意外なことに「システマを人に習ったのは初めの何回かで、その後の5年くらいは自分で覚えた技術を素人にやらせて、より体の大きい自分に素人が技をかけられるか検証しています。そこで検証し終えたものを、今度は自分が出稽古の場で出来るか試しています。自分は他流派のすべてを想定しています。システマ内の戦いだと、システマを使える者同士の技の鍛錬になってしまいますよね。それが他で通用するか、というところが大事かなと思います」と、独自に技を磨いて来たのだという。
システマとはどういう格闘技なのか、アキラは「人を倒すというよりは、人を制する技術というところですかね。基本は護身なので、近い距離でも遠い距離でも、相手の攻撃はもらわないです。それが全てです。先の先(せんのせん)をとったり、後の先(ごのせん)をとったり。ディフェンスからの攻撃が得意ですし、そこを見て欲しいですね」と説明した。
また、対戦する日本拳法の左の印象については「相手の方はサウスポーということで、左のストレートが強いと思うんですけど、自分には当たらないと思いますよ」と絶対的な自信をうかがわせた。
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