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【巌流島】日本拳法・左の必殺技はあの「波動拳」

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2017/12/16(土)UP

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日本の元祖・総合格闘技である日本拳法が巌流島に初参戦。左はリアル波動拳を見せたいと語る

 2018年1月3日(水)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA-謹賀新年、宿敵同士の果たし合い-』で、アキラ・シット・レック(35=システマ/日本)と対戦する左禅丸(44=日本拳法/日本)のコメントが主催者を通じて届いた。

 今回が初参戦となる左は、8月に開催された巌流島出場選手を発掘するためのトライアウトに参加したことがきっかけとなり、本戦への出場が決まった。7年間の日本拳法修行歴に加え、キックボクシングを15年、サンボ、コンバットレスリング、居合、柔術なども学んでいるという。

 巌流島への出場を決めたのは「自分の格闘技歴が30周年になって集大成を考えたときに、日本拳法の練習を再開し、そこから巌流島のことを知って、ここでなら日本拳法の戦い方が通用すると思い応募しました」との理由から。

 注目すべきは得意技で、その名も『波動拳』。格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクターが使う必殺技名として有名。

「日本拳法というと直突きも有名ですけど、私は波動拳をメインに使っています。特に左の波動拳の威力に自信を持っています。日本拳法の宗家であります澤山(宗海)先生が理論として持たれていたものです。波動拳は昭和7年から存在していますので、こちらが元祖・波動拳ということですね(笑)」と左。

 どのような技かというと「波が動くようにすることで、肩甲骨や体の動きが理にかなったものになるんです。手首のスナップを効かせるというよりも、練っていく。練ることによって、手首の力以上のものが使えるようになる。『威力+押す』という突きになります」と説明し、「まともに当たったら倒れると思いますし、そこが見せ所だと思っています」と、波動拳でのKOを見せたいという。

対戦相手のシステマの使い手アキラは、巌流島トライアウトで今大会にも出場する岩崎徳正(41=数見空手/日本)から一本勝ちを奪っている

 対戦相手のアキラ・シット・レックは、話題となっているロシアの特殊部隊などが導入している格闘術システマの使い手。

「体が大きくて、組みが強い印象です。私のほうが10kgくらい体重が軽いと思いますし、組み技では相手にかなわないでしょうけど、やはり日本拳法の波動拳の威力を見せつたいですね。勝ち負けよりも波動拳の威力を見せたい気持ちがあります。それができたら勝ちかなと思っていますので、波動拳の突きをどんどん出していきたいです」と、左は意気込みを語った。


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