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【ボクシング】比嘉の凱旋試合が決定「沖縄で15連続KOできれば最高」

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2017/12/26(火)UP

凱旋試合が決まった比嘉(右)。沖縄名産のゴーヤを手に「ゴーヤを食べて防衛しなくちゃいかんなぁ」と具志堅会長

 12月26日(火)、都内ホテルにてWBC世界フライ級王者、比嘉大吾(22=白井・具志堅ジム)の2度目の防衛戦が発表された。

 2018年2月4日(日)、沖縄県立武道館にて行われ、比嘉にとっては初の凱旋試合となる。挑戦者は同級10位で元2階級王者のモイセス・フエンテス(30=メキシコ)。 

 フェンテスの戦績は30戦25勝(14KO)4敗1分で、11年8月にWBO世界ミニマム級、13年9月には初回TKO勝利しWBO世界ライトフライ級で暫定王者となり2階級制覇達成。昨年の大みそかには田中恒成(畑中)に5RTKO負けを喫しているが、今年10月、7月の試合で判定負けを喫したWBCフライ級13位のウリセス・ララ(メキシコ)に初回KO勝ちを収めている。

フェンテスにパンチを打ち込みKOした田中恒成=2016年大晦日

 対戦相手について比嘉は「まだ相手の映像は見ていないが、2階級制覇しているだけあって弱い選手では無いと思う。今から映像見てどうやって倒すか考えていきたい」と話し、具志堅用高会長は「ビデオ何試合か見せてもらった。なかなか噛み合うというか、いいメキシカンスタイルの選手だと思う」と師として相手をしっかり研究した様子。

  沖縄といえば具志堅会長がおよそ37年前の1981年3月、14度目の防衛で凱旋試合を行ったが敗れ、防衛失敗に終わり、現役最後の試合となった地。そのことについて比嘉は「その思いはあまりないが、とにかく自分のことをしっかり考えて、ここで勝てなかったら何の意味も無くなるので、勝つことだけを考えて試合に集中したい。地元からこういうボクシングチャンピオンが生まれるんだぞ、と見せることができれば」とコメント。

 比嘉は現在プロデビュー以来14戦で全KO勝ちという記録を持つが、次にKO勝ちをすれば、元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏の15連続KOの日本記録に並ぶ。

「KOで勝って日本記録に並びたい。15連続KOを沖縄でできたら最高だと思う」と比嘉は意気込む。

 プレッシャーに押し潰されそうと初の世界戦の時は語っていたが、防衛戦になってからはさほど無いという。2月は東京と沖縄では温度差があるため「1週間くらい前に沖縄に入ると思うので、そこでしっかりとした調整をする」と早めに沖縄入りし、万全なコンディションで凱旋試合に挑みたいと話した。

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