【K-1】大和哲也を迎え撃つ野杁正明が“怪物復活”を宣言
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』に出場する、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)のコメントが主催者を通じて届いた。野杁は元WBCムエタイ世界スーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)の挑戦を受けての初防衛戦を行う。
「僕が小学5、6年の頃に大和ジムでピーター・アーツのセミナーがあって、それに参加させてもらったんですよ。その時に哲也くんに初めて会ったんじゃないですかね。その後はアマチュアの大会で哲也くんがリング上で挨拶することも多くて、それを見ていた感じです。ただ選手としてはあまり意識していなかったというか。僕は60kgでデビューして、哲也くんとは階級が違いましたし、僕はK-1ルール、哲也くんはムエタイルールでやっていたので、基本的に交わることがなかったんですよね。対戦相手として見るというより、良いお兄ちゃん的存在でした」と、野杁は大和との思い出を振り返る。
大和とは2014年にWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチで、大和が王者、野杁が挑戦者と今回とは逆の立場で対戦しており、「哲也くんはリングの上でオーラがあったし、向かい合った時に『コイツは強いな』というものを感じました。その時は僕が負けてしまって、それからまた僕がK-1ルール、哲也くんがムエタイルールで試合をするようになったので、もう哲也くんとはやることはないだろうなと思っていましたね」と再び交わることはないと思っていたという。
今回の対戦決定については「今回、『K’FESTA.1』で哲也くんと防衛戦が決まって、自分の中でも相手は哲也くんしかいないかなと想像していました。ただ…哲也くんは新生K-1で2戦2勝2KO(※Krush名古屋大会を含めると3戦3勝3KO)ですけど、K-1は強豪がたくさんいるイベントなので、そういった強豪たちとやってからタイトルに挑戦すべきなんじゃないかなという気持ちも少しはありますね」と、タイトル挑戦資格については疑問符もあるようだ。
そして今回の対戦については「確かに哲也くんはムエタイでいろいろなタイトルを獲ってきた選手ですが、僕はK-1とKrushで育ってきた選手で、K-1のリングで本当に辛い経験もして、いろいろな想いをしてベルトを獲りました。新生K-1で3戦目の選手がベルトを獲れるような生ぬるい世界じゃないと思っています。だから僕は何が何でも、意地でも勝って防衛しなきゃいけないという気持ちがありますね」と、生え抜きの意地を見せたいとの決意。
最後には「僕はK-1甲子園で優勝してから、ずっと“怪物”と言われてきましたが、最近は怪物らしさをあまり出せていないと思います。『K’FESTA.1』では怪物らしいところを見せて勝ちます」と“怪物復活”を予告した。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】