【K-1】最後のチャンスに懸ける日菜太「自分がやってきたことを証明する」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』に出場する、初代REBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)のコメントが主催者を通じて届いた。日菜太はK-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)のタイトルに挑む。
2017年2月から新生K-1に参戦し、ようやくたどり着いたタイトルマッチ。日菜太は「ここに辿り着いたから終わりじゃないし、格闘技の思い出で最後に(タイトルマッチを)やりますというつもりは一切ないです。ただただ僕はK-1のベルトが欲しいし、アラゾフに勝ちたい。もしここで負けてしまったら、おそらく1年以上はベルトに挑戦するチャンスはないと思うんですよ。
今の自分の年齢(31歳)から言うと、1年後はもう格闘技を辞めてしまっている可能性があるかもしれない。だから今回が最後のチャンスだなと思っていて、今回勝たなきゃいけないという意思や重みは他の選手よりも絶対にあると思います」と、悲壮な覚悟を語る。
2017年12月27日に廣野祐とのスーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦を制し、「きっと廣野(祐)選手も進退を賭けて俺と戦ったと思うんですよ。多分、俺に勝てなかったら辞めちゃうぐらいの気持ちで戦ってきて、お互い進退がかかった勝負だったと思います。そこで勝って俺がアラゾフに挑戦できるということは、人の夢を食って挑戦できるということなので、自分が戦ってきた選手たちの悔しい想いも一緒に乗せて、アラゾフからベルト獲りたいなと思います」と、対戦相手の想いも背負って挑むという。
王者アラゾフについては「本当にアラゾフは強いと思うし、今の最新鋭のスタイルで強いファイターだと思います」と評すが、「でもあいつは俺が20歳の時の13歳・中学1年生ですからね(笑)。そう思ってやろうかなと思います」と、ベテランの意地をのぞかせた。
そして、「もしかしたら3月はかつてない数の応援が来てくれるかもしれません。ここまで俺は腹括ってやっていますと言ってる以上、恥ずかしい姿は見せられないし、人生を賭けてやってきたものの1つの形としてベルトを獲って、自分がやってきたことを証明するためにK-1チャンピオンになりたい。これまでやってきた13年間の全てをアラゾフにぶつけます」と、これまでの集大成にしたいと語った。
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