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【ボクシング】山中慎介「悔いはない」現役引退表明

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2018/03/01(木)UP

試合後のインタビューで現役引退を表明した山中

 3月1日(木)東京・両国国技館で行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチ3分12回戦は、計量オーバーで試合前に王座をはく奪された前王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)が、同級1位・山中慎介(35=帝拳)を2R1分3秒、TKOに下した。

 試合後、山中は「試合は早すぎましたけど、しょうがないです。結果に関係なく、現役続行してよかった。一生懸命やってここまで悔いなく調整できました」と語り始めた。

「見えないパンチをもらって慌ててしまいました。(ネリは)前回よりも強く感じられました。万全に仕上げてこれたし、 スタートのジャブはよかったけど、相手が出てきたところに悪いのをもらって しまいました。打たれ弱いので…」と試合を振り返る。

 ネリについては「柔らかくていい選手やけど、昨日は本当に人として失格やな」と思ったという。

 そして「今回の試合に悔いはない。これで最後。これで終わり」と現役引退を宣言。

「防御が成長した実感はありましたが、相手が上手かったのか生きませんでした。 パッとしない僕をここまで育ててくれたジムや後援会長に感謝したい。今後はゆっくりします。平日にも関わらずこんなに集まってくださったのに本当に申し訳ない。(ファンの「ありがとう」の声に)ありがとうはこっちの方です。デビューした時は20人だったのが、今日は何千人単位で必死に応援してくれたのは気持ちよかったです」と、山中は笑顔を浮かべ「感謝しかありません。自分のことのように泣いたり笑ったりしてくれて。“神の左”は最後まで頼りにしていましたが、今回は不発に終わりました。今後は息子にそれを教えられたらいいですね」と話した。

 また、浜田剛史・帝拳プロモーション代表は「出だしはよかった。最初のスリップ裁定のパンチが効いてしまった。練習は最高だった。言い訳すると、昨日の計量で冷静な感情が違う方向に行った」と、ネリの計量オーバーがメンタル面に影響したのではないか、と語った。

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