【Krush】水泳出身のFUMIYA「鳥肌が立つような試合をやりたい」
3月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.86』で、-65kg王者・中澤純への挑戦権を懸けた次期挑戦者決定トーナメントの準決勝に出場するFUMIYA(23=ポゴナ・クラブジム)の試合直前インタビューが主催者を通じて届いた。
FUMIYAは学生時代に水泳でジュニアオリンピックに出場し、さらに陸上でも800m走の関東大会に出場した経験を持つ期待のルーキーだ。その恵まれたフィジカルとリーチの長さを武器に3勝(3KO)2敗のプロ戦績を収めている。
準決勝の対戦相手は中村広輝(32=赤雲會)で、LEGEND-63kg初代&第2代王者の実績を持ち、24勝(18KO)のハードパンチャー。
FUMIYAは昨年3月にプロデビュー。1年で挑戦者決定トーナメント出場となったが「正直、1年でこんなにポンポンポン!と試合が続くと思っていなかったので嬉しかったですね。6月には中国遠征も経験して、中国のトップ選手であるヤン・ジョー選手とも対戦しました。格闘家として本当に濃い1年だったし、楽しい1年でした」と昨年を振り返る。
しかし「1年で挑戦者決定トーナメントが決まった時はさすがにちょっとびっくりしました」と言う。「まあでも僕はデビューして1年でチャンピオンベルトを獲るつもりでやります」とキャリアは関係なく王座を獲ると語った。
トップ選手たちに勝てる自信はと聞かれると「ありますね。1月のKrushで色々な選手の試合を見てたんですけど、昔は『やべえ。みんな強えな』と思ってたんですけど、最近は『こうすれば勝てるな』というのが、ちょっとずつ分かってきましたね」と成長していることを実感しているという。
中村はキャリアも年齢もFUMIYAより上だが「あんまり怖いって感じはないですね。中村選手ははテクニックはあると思いますが、普通に戦えば勝てるんじゃないかなと思います」と自信がある様子。
挑戦者決定トーナメントということで、今まで以上に注目が集まる試合になる。「観客のみなさんが見ていて楽しい試合をしたいですね。ジョーダン・ピケオーと山内佑太郎選手の試合で、山内選手が顔面前蹴りでダウンを取った時、会場が『ワァー!』となったじゃないですか。僕もあの瞬間に鳥肌が立ったんですよ。あんな感じで観客のみなさんの鳥肌が立つような試合を自分もやりたいなと思っています」と、実力のともなった魅せる試合を目指す。
今後の展望は「プロデビューする時から目標にしていたことがK-1チャンピオンになることです。そのためにも今年はしっかりKrushのチャンピオンになって、そこからK-1に繋がるように頑張っていきたいです」と、夢のためにも今回のトーナメントは落とせないと語った。
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