【ボクシング】比嘉大吾、米国進出見据え「わかりやすく倒していく」
4月3日(火)都内の白井具志堅ジムにて、15日(日)横浜アリーナでWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)とそろって世界王座の防衛戦に臨むWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井具志堅)の公開練習が所属先のジムで行われた。
比嘉は同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)の挑戦を受けての3度目の防衛戦。ロサレスは比嘉と同じ右ボクサーファイターで戦績は29戦26勝(17KO)2敗。
練習前の囲み会見で、比嘉はあと5kg程度を落とす必要があると話し、1週間前に3kgオーバーくらいのペースがベストだと話した。たくわえたヒゲの奥の表情には疲れのピークである様子も伺えるが、シャドーボクシングで身体を温めてからの1ラウンドずつのスパーリング、ミット打ち、パンチングボールなどの練習で、その動きはキレている印象だった。スパーリングは今回のために100ラウンド以上をこなしてきたという。
なお、試合直後の17日には県民栄誉賞の授与式が決まっている。師であり、同じく沖縄の英雄である具志堅用高会長は「相手は比嘉みたいな選手と戦ったことはないはず。比嘉はカウンターを警戒せず、左右のフックを存分に振るってほしい」と期待を寄せた。
前回2度目の防衛戦は2月4日、地元・沖縄で同級9位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)を1RでKO。同じ沖縄出身である浜田剛史が持つ15連続KOの日本記録に並んだ。今回勝てば、日本史上最多である16連続KOの達成でもある。将来に米国進出を見据えている比嘉は「英語の話せない選手が行くには、わかりやすく倒していくしかない」と、今回のみならず、今後も豪快に勝っていくことを宣言した。
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