【Krush】ハイキックでKOの野杁正明、新階級での活躍にも自信「怪物らしく暴れる」
8月18日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催された『Krush.92』のセミファイナルで、ヤン・ハオドン(21=中国)を1R2分58秒、左ハイキックでKOした第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の野杁正明(24=K-1 GYM EBISU FREE HAWK)が試合を振り返った。
「Krushらしい倒し方が出来て、会場も盛り上がってよかったかなと思います。-67kg契約の試合で、変わらず減量はキツかったですけれど、リカバリーやコンディションは過去最高によかったと思います」と、スーパー・ライト級(-65kg)からウェルター級(-67kg)に転向する試金石となる試合で手応えを感じたようだ。
試合中の動きについては「特に変わったことはなかったですが、いつもより余裕を持って落ち着いて戦えたと思います。試合中もウェルター級が自分に合っていると思いながら動いていました」と言い、「1Rはあのまま終わって、インターバルでセコンドやトレーナーの声を聞いて、2Rで倒そうと思っていました。その中でハイキックが自然と出て倒せた感じです」と1RでのKOは狙っていなかったという。
新しいトレーナーの元でニュースタイルを作り上げている最中だという野杁は、「今回は練習でやっていたことを出すのが最低条件。試合後に初めてトレーナーから合格点を出してもらったので、少しは練習の成果が出せたかな、と。でもまだまだ出せる技はあるし、出していない技もあります。これから全て出して試合が出来るようになりたいです」と意欲を見せる。
今回出せたものは「今回はパンチを重点に練習していて、パンチで倒そうと思っていました。いつも自分は蹴りから試合を組み立てるのですが、今回はジャブから組み立てようと思っていて、いい感じにジャブが入っていたし、パンチのコンビネーションも出せました。そこがよかったかなと思います」と、スピードアップが目立ったジャブをあげた。
そして「ウェルター級はだいぶ盛り上がってきているので、僕が入ることでさらに盛り上げて、全階級の中で一番盛り上がる階級にしたい。そしてその中で自分がトップになりたいです。階級を上げても怪物らしく暴れるし、進化する僕についてきてください」と、新階級での活躍を誓った。
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