【新日本キック】勝次、見せたいのは沢村忠の真空飛びヒザ蹴り
10月21日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『MAGNUM 48』の記者会見が、9月3日(月)都内にて行われた。
日本ライト級王者・勝次(31=藤本ジム)が、元タイ国ブリラム県バンタム級トーナメント準優勝オートー・オー.デットポン(タイ)と対戦。
勝次は昨年KNOCK OUTに出場し、初代ライト級王座決定トーナメントでREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者・不可思、J-NETWORKライト級王者・前口太尊をいずれも倒し倒されの大激闘の末にKO勝ち。決勝では森井洋介に敗れたが、大きなインパクトを残して一躍その名を知らしめた。
今年7月にホームリングの新日本キックに舞い戻り、ムエタイの国際イベント『MAX MUAYTHAI』王者から左フックでダウンを奪って判定勝ち、9月2日の大会ではプットパートノーイを飛びヒザ蹴りでTKOに破って2連勝。
今回の相手オートーはサウスポーで、戦績は38勝(5KO)17敗5分。勝次は「(相手のことは)今日知りました」と言い、「僕の仕事は対戦相手をしっかり倒して、新日本キック最強ということを証明することなので、今回もしっかり倒して新日本が最強だということを証明したいと思います」と、相手が誰であろうと倒すだけ、と意気込む。
今回の試合で何を見せたいかと聞かれると「昨日の試合でも見せた通り、相手は強くて蹴りも強くてスネも硬くて、途中で心が折れそうになったんですが、ここで俺が負けるかもと思っても心が折れなかったのが勝因でした。応援の声も聞こえたし、KOにつながるパワーをもらってKOすることが出来たんです」と、応援してくれる人たちに支えられて折れない心を見て欲しいと話す。
また、「僕が意識しているのは“真空飛びヒザ蹴り”なので、チャンスがあれば真空飛びヒザ蹴りでKOしたい」と、藤本ジムの前身である目黒ジムの先輩にあたる“キックの鬼”沢村忠の必殺技・真空飛びヒザ蹴りでのKOを見せたいとした。
そして今後のことを聞かれると「去年KNOCK OUTで試合をしていく中でファンも増えたので、KNOCK OUTファンから僕の復帰を待っている感じが伝わってきます。でも、いきなりKNOCK OUTに復帰するよりは、連戦でタイの強い選手に勝って行って、世界で初のキックボクシング世界王座として誕生したWKBA世界タイトルを獲ってからKNOCK OUTに行きたいと思っています」と、WKBA世界王者になってKNOCK OUTに再び乗り込みたいという。
「次の試合もWKBA世界タイトル戦へ向けてのひとつの試合だと思っています。間隔は短いですが、タイ人のトップ選手は毎月試合をしたり、間隔を短くやって結果を残しています。そういうことも知っているので乗り越えないといけない壁だと思って練習に取り組んでいます」と、自らに試練を与えてWKBA世界王座を手にしたいと語った。
●編集部オススメ
・勝次がKO勝ちした「TITANS NEOS 24」の全試合結果
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