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【新日本キック】江幡睦がローキックで豪快TKO勝ち、12連勝をマーク

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2018/09/02(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

新日本キックボクシング協会/伊原道場
「TITANS NEOS 24」
2018年9月2日(日)東京・後楽園ホール

右ローで圧倒のTKO勝ちを飾った江幡睦。これで12連勝に

▼第11試合 スペシャルメインイベント 54kg契約 3分5R
〇江幡 睦(27=伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
TKO 2R 1分35秒 ※右ローキック
●アーリー・ロー・ペットポートーン(31=タイ/元タイ・パタヤ52kg級王者)

 ムエタイ最高峰のラジャダムナンスタジアム王座を狙って驀進する江幡は、ひとつの引き分けを挟んで11連勝中。前回7月の試合ではムエタイの国際イベント『MAX MUAYTHAI』の55kg級王者ペットヤソーを相手にKOは逃すも判定勝ちしている。今回はタイ修業を経ての試合となった。

 今回迎え撃つ相手は、地方スタジアムの元王者であり、40勝(10KO)18敗2分の戦績を持つアーリー。

 1R、序盤はローの蹴り合いとなったが、中盤を過ぎると江幡が一方的に強いローを蹴りまくる。左右どちらのローでも大きくバランスを崩すアーリーに、江幡はアッパーの連打も突き上げる。

 2R、江幡はアーリーにロープを背負わせるとパンチ連打からの右ローでダウンを奪う。続いて左ミドルからの右ローで2度目のダウンを追加し、最後は左ボディ連打からの右ローでアーリーは豪快にダウン。江幡が圧倒のTKO勝ちを飾った。

 江幡はマイクを持つと「3戦連続でやらせてもらっています。今回もKOで勝つことが出来ました。今キックボクシングがさらに世界から注目を集めて世界に広がりつつあります。キックボクシングは日本発祥のスポーツで50年の歴史があります。もっと世界に広がるスポーツです。相撲、柔道のように有名なスポーツにしていきます」と大きな目標を掲げた。


右飛び膝蹴りでKO勝ちした勝次

▼第10試合 ダブルメインイベント 62.5kg契約 3分5R
〇勝次(31=藤本ジム/日本ライト級王者)
TKO 2R 2分29秒 ※右飛びヒザ蹴り→レフェリーストップ
●プットパートノーイ・ルークソーンムアン(30=タイ/元PPTV ch36 チャンピオン・オブ・ザ・ナイト優勝)

 勝次は昨年開催された『KNOCK OUT』の初代ライト級王座決定トーナメントに出場し、全試合で激闘を展開してトーナメントを盛り上げたが、決勝で森井洋介に敗れて優勝を逃した。今年7月、新日本キックで復帰戦を行い、タイ人からダウンを奪って判定勝ちを収めた。

 今回対戦するプットパートノーイは、タイのテレビ局が主催する大会の元王者で、戦績は55勝(7KO)13敗。

 1R、サウスポーのプットバートノーイは強烈な左ローと左ミドルを放つが、終盤に勝次がワンツーでダウンを奪う。勝次はパンチのラッシュを仕掛けたが、初回KOは逃した。

 2R、前に出て左ミドルと左ローを蹴るプットバートノーイに勝次の右のパンチが決まる。するとプットバートノーイは組んでのヒザ蹴り、ヒジ打ちで勝負。しかし、勝次のパンチが面白いように当たり、最後は右の飛びヒザ蹴りでプットバートノーイはもんどりうってダウン。レフェリーが即座にストップし、勝次がTKO勝ちした。

 マイクを持った勝次は「KOで勝つとハッピーですね。前回より強いと聞いていたし、蹴りも強くてプレッシャーもあったが負けるもんかと思いました。勝ったので次、10月の後楽園ホールで試合が決まっていますので次回も応援してください」と連戦することを告げ、「じゃあ、いつものヤツいきますか。いち、に、さん、ハッピー!」と今まで一度もやったことの無いキャッチフレーズで締めくくった。

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