【訃報】空手家であり、敵役俳優でも名を馳せた石橋雅史氏が死去
俳優で空手家の石橋雅史(いしばし・まさし)氏が12月19日(水)に心不全により死去した。85歳だった。近年は心臓が弱り、今年に入って入院。退院後の5月のブログには、体調がなかなか戻らないことを綴りながらも「不死鳥のように頑張る」と力強く宣言していた。
石橋氏は1933年1月4日、福岡県出身。日本空手道 剛柔会顧問、剛柔会八段・極真会館七段。本名、石橋雅美(いしばし・まさみ)。
日大芸術学部で空手部のキャプテンを務めながら、立教大学裏にあった大山道場(極真会館の前身)でも、多忙にあった大山倍達の代わりに師範代として道場生たちを指導。“円を描く流麗な組手”と形容され、変化自在な足技を得意とした。道場を預かっている身として道場破りを自ら撃退したエピソードも多数残っている。
大学卒業後は俳優の道へ進み、千葉真一主演の『激突!殺人拳』(1974年)などの殺人拳シリーズに敵役として出演。『水戸黄門』などの時代劇シリーズ、『ジャッカー電撃隊』などの特撮スーパー戦隊シリーズでの名悪役として知られた。
晩年まで空手の稽古を欠かすことなく、今年体調を崩すまで府中市内の体育館で指導をしていた。
通夜は25日(火)18:00から、葬儀・告別式は26日(水)11:00から。
いずれも東京都調布市飛田給の飛田給メモリードホールで行われる。
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