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【RISE】6年ぶりの再戦に紅絹は「アツい試合を」、百花は「KOでリベンジ」

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2019/03/22(金)UP

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6年ぶりの再戦となる紅絹(左)vs百花(右)

 3月23日(土)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 131』の前日計量&記者会見が、22日(金)都内にて14:00より行われた。

 セミファイナルでRISE QUEENアトム級(-46kg)決定戦準決勝を争う、NJKFミネルヴァ日本アトム級王者・百花(魁塾)は45.65kg、元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)は45.85kgでそれぞれ計量をクリアー。

 百花は2010年12月のプロデビュー以来、様々なリングでキャリアを重ね、2017年9月にミネルヴァ・アトム級王座を奪取。ガムシャラに前へ出ての打ち合いを挑むことから“浪速の喧嘩小町”の ニックネームを持つ。

 対する紅絹は2006年10月プロデビューで50戦を超えるキャリアを持つ大ベテラン。2012年11月にJ-GIRLSミニフライ級王者となり、近年はKrushにも参戦してタイトル挑戦も果たしている。RISEには2013年9月13日神村エリカ戦以来の参戦。

 両者は2013年5月に『J-GIRLS』で対戦し、紅絹が判定勝ちしている。

 紅絹は「私がこの中で最年長でキャリアも一番長いですが、長くてもリングの中では関係ないのは分かっています。一番いい試合をしたいと思います。百花選手とは6年前に戦ったがその時とは全然別人。強くなっているのは分かっているので倒す気で行きます。(机の上に置いたおにぎりを持って)このおにぎりを食べて全力で頑張ります」とあいさつ。

 百花は「(昨年11月の)両国に出させてもらってからもっと練習してきたので、倒しに行ってインパクトを残していきたいと思います。紅絹選手は憧れの選手で、リベンジを大きな舞台でさせてもらえて嬉しいです。体格もご飯を食べて大きくしてきたのでしっかりKOで勝てたらと思っています」と、KOでのリベンジ宣言。

 RISEで女子の試合がセミファイナルに組まれることは非常に珍しく、紅絹は「伊藤代表から物凄く無言の圧を感じています。神村戦の時、それ以上のアツい試合をしないとセミは務まらない。神村戦以上の手に汗握る試合をしたい」と意気込み、百花も「経験を積んでいるのでアツい試合が出来ると思う。めちゃ盛り上げたい」と、セミにふさわしい試合をすると約束。

 目の前に飾られたベルトを見て、紅絹は「6年前にも見た気がする(神村との試合は第2代王座決定戦だった)。その時は手に入らなかったので今回こそ巻きたい」、百花は「赤って目立つので、私はなにかと“浪速の~”と言われているので似合うのは私だと思っているので獲りに行きます」と、両者とも自分が巻くと言い放つ。

 自分のストロングポイントを聞かれると、紅絹は「正直得意なものは何もない。蹴りも上手くないし、パンチも蹴りよりは当たっている程度。誰よりも負けないのはキャリアだと思うので、入場や試合の空気感を全体的に感じて欲しい」とやや自虐的ながらも、キャリアを生かしたいとする。

 対する百花は「今回は体重を増やしてしっかり倒せる攻撃を練習してきたので、ミドルやストレートを見て欲しいと思います」と、かなり倒すことに自信がありそうだ。

 また、女子総合格闘技が盛り上がりを見せていることについて聞かれると、紅絹は「浜崎選手の煽りVでフジテレビに出たけれど、酒を飲んでいる映像しか流れていないので、ちゃんとキックボクシングをやっているのを知ってもらうために目立っていかないといけない。明日はちゃんと撮ってくださいね」とアピール。百花は「女子格闘技が盛り上がっているので、総合に負けないくらいキックも盛り上がっていくと思うし、盛り上げていきたい」と、総合格闘技に負けたくないと対抗意識を燃やした。

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