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【修斗】美木航が網膜裂孔で試合中止、その危険度とは?(図解あり)

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2019/05/03(金)UP

美木航(左)の網膜裂孔による欠場で工藤諒司戦は中止となった。

 56日(月/祝)後楽園ホールにて行われる『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 』の第2部にて行われる予定だった元修斗世界ライト級ランカーの美木航(38=NATURAL9vs 工藤諒司(26=TRIBE TOKYO M.M.A.)の一戦は、美木がライセンス申請に必要な眼底検査を行った際、左網膜裂孔(もうまくれっこう)であると診断され、今大会を欠場する事になった。主催者側は代替えカードを検討したが、今回は止むなく中止と判断した。

 美木は3年ぶりの試合出場にTwitterなどで意気込みを見せていたが出場は叶わなかった。美木は今年2月にクインテットでは桜庭和志相手にエキシビションで良い動きを見せていただけに残念。復帰を待ちたい。

網膜裂孔(もうまくれっこう)とは?
 網膜剥離はよく聞くけど、網膜裂孔って?と思う方は多いだろう。網膜裂孔とは、網膜に孔(穴・あな)が空いたり、裂けてしまう状態のこと。穴や裂けた網膜が広がると網膜剥離となるため、早期にレーザー治療などでふさぐ必要がある。

網膜裂孔の図。網膜に穴があく。放っておくとその穴に硝子体の液体が流れ込み網膜を剥がし目が見えにくくなる。

 網膜裂孔の段階では、たんに網膜に穴があいた状態。症状として「飛蚊症」を自覚することがある。飛蚊症とは、目の前(視野)にひも状あるいは膜状の濁りなどの浮遊物が生じ、これが眼球の動きについてまわる症状。気になる人は眼科で検査をしよう。
 放っておくと、硝子体(しょうしたい)の液状成分が網膜の穴に入り込み、その水分が、網膜をだんだん、はがしていって「網膜剥離(はくり)」になる。そうなると目が見えにくくなり手術が必要になるので要注意。網膜裂孔はスポーツ選手による外傷でもなる症状だが、老化性での網膜裂孔は50〜60歳前後で多いという。早期発見が重要なので40代から2〜3年に1度の検査を勧める医師もいる。

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