【K-1 KRUSH】西京佑馬がレオナ・ぺタス相手に初防衛戦、共に”武尊のK-1ベルト”見据える
9月16日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.105』で、K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・西京佑馬(18=K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTの初防衛戦が行われる。挑戦者はレオナ・ぺタス(27=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)。
西京はK-1甲子園2016の-60kgトーナメントで優勝、今年3月にはプロ7戦目で島野浩太朗の持つ王座に挑戦し、2度のダウンを奪って戴冠した。戦績は7戦6勝(2KO) 1敗。
その1敗をつけたのがレオナだ。二人は昨年4月にスーパー・フェザー級の一戦で対決し、パンチの打ち合いに優ったレオナが勝利を収めている。
レオナは日本国内では無冠ながら、中国の格闘技イベント「英雄伝説」において2016年にアジアトーナメント制覇。「石の拳」と呼ばれるパンチを武器に、Krushのトップファイターたちと互角以上の戦いを繰り広げてきた。
今年6月のK-1では、K-1フェザー級王座決定トーナメント準優勝・小宮山工介に2R左ストレートでKO勝利。K-1でも一気にトップ戦線へと躍り出た。
17年5月には、第5代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントで決勝戦まで上がるも新鋭・安保璃紅に判定で敗れており、自身2度目のタイトルマッチとなる。
レオナは「Krushにこだわっていたから、K-1のオファーを断っていた」というほど、Krushに思い入れがある。「K-1の方が上とか、Krushの方が下とか思われてると思うんですけど、こないだ僕K-1に出て普通に上の選手倒したんで。K-1よりKrushのほうが強いんじゃないの」とKrushファイターとしてのプライドを隠さない。
続けて「20歳でデビューして、7年間Krushのベルトを獲りたいって周りにも言い続けてきた。何か証明が欲しい。ベルトを獲れないまま終わってしまったら、ただの選手で終わってしまうと思うんですけど、ベルトがあることによって名前が出来る。周りの人に見て欲しいし、僕が引退した後もチャンピオンだったと言いたい。ずっとKrushのベルトを追いかけてきたので、K1じゃなくKrushを選んで戻ってきました」とKrushのベルトに対する思い入れを切々と語る。
西京もそれを聞き「今のレオナ選手のコメントを聞いていたら、すごくクラッシュのベルトに対する思いが伝わってきた。自分もしっかり気合入れて頑張りたい」と挑戦者の思いに奮起する。
さらに「レオナ選手とは早いうちにまたやるかなと思っていたので、レオナ選手を想定したいい練習が出来ていた」と、挑戦者として迎えるのは予測済みだったようだ。
「(レオナの試合は)全試合見てきたんですけど、自分とやった時よりレベルアップしている。一発一発の重さ、攻撃力が上がってると思うので、もらわないようにしたい。今回立場的にはチャンピオンなんですけど、しっかりリベンジして勝ちたいと思います」と油断は一切無い。
「前回は全体的に自分の方がレベルが下というのがあった。あれからだんだん身体もでかくなってきて、フィジカルにも力ついてきたと思う」とパワー負けすることは無い。
8月24日には大阪で、同じスーパー・フェザー級の一戦として皇治vs大岩龍矢が行われるが、レオナは「同じメインなんですけど、僕たちはタイトルマッチなんで。タイトルマッチと普通の選手の差を見せてやろうかなと思ってます」とこちらのほうがレベルは上だという口ぶり。西京も「Krushという団体で、K-1レベルのレベルの高い試合を見せる」と語る。
西京が「レオナ選手に勝ったらK-1にしか敵はいないと思うんで、しっかりこの壁を超えてK-1のベルトに絡めるようにしていきたい」と言うと、レオナも「西京選手が仮に僕に勝ったとしたら、このK-1グループの中で僕より強いのは武尊選手しかいないと思うので、武尊選手とやるべきだと思う」と今回の試合が、事実上のK-1王座挑戦者査定試合だと語る。
さらにレオナは「僕は他に構ってる暇も無いんで、ベルトを獲って(K-1王座に)挑戦するのにふさわしいと周りの人に思ってもらえるようにしっかりトレーニングして武尊選手に挑戦したい。武尊選手とはアマでも2回やって五分五分だったので、武尊選手にも挑戦者としてふさわしいと認められるよう頑張って準備したい」と意気込んだ。
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