【KRUSH】壽美、KANAを下したノットソンに「腹をくくって勝つ」
8月31日(土)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.104』の公開記者会見が、6月12日(水)都内にて行われた。
「K-1 KRUSH FIGHT女子-52kg契約」で壽美(ことみ/22=NEXT LEVEL渋谷)がヨセフィン・ノットソン(22=スウェーデン)と対戦する。
壽美は、2016年8月にプロデビュー。女子キックボクシングイベント『J-GIRLS』で活躍した後、2017年10月にK-1 JAPAN GROUPへ参戦し、サウスポーから繰り出す左ストレートを武器に連勝。さらに昨年10月には台湾のワン・ジンロンにも勝利。今回は強豪との対戦に燃える。
対するノットソンはプロのリングで30戦以上のキャリアを誇り、パンチと蹴りのバランスの良さが武器。2018年のK-1デビュー戦ではKANAに判定負けを喫したが、2019年3月の「K’FESTA.2」でKANAとの再戦が決定し判定3-0で勝利しリベンジを果たした。今回はKRUSH FIGHT初参戦。
中村K-1プロデューサーはこの一戦を「ヨセフィン(・ノットソン)選手の試合をまた見たいという意見も多くて、K-1グループで外国人選手の核になる可能性のあるファイターだと思っています。その中で、壽美選手がKHAOSや海外遠征でキャリアを積んでKANA選手と互角のファイターに挑んでいくという意味でこのカードを組みました」と説明。
壽美は「(対戦の)話を頂いて相手が強いことは知っていたし、簡単に勝てる相手ではないけどだからこそ試合を受けようと決めました。試合を決めることは勝ちを決めることなので、腹をくくって勝つことを決めました。だからここで大きく成長できると思っています」とK-1女子のエースであるKANAを下した相手と対峙する覚悟を決めたようだ。
外国人選手と日本人選手の違いについての質問が飛ぶと「(前回ワン・ジンロンと戦ったときは)気持ちが強い選手で、体も強いというのは聞いていましたがそれをさらに感じて、試合は勝てたのですけど、もっと頑張らないと、と強く思った」と前回の遠征で外国人選手独特の体の強さを感じたようだ。
今回の強豪との戦いに備えて練習面では「ジムに強い女子選手が多くていつも練習していますが、最近は男子の選手とも練習を頼んでやっています。男子と練習するとパワーや圧力、スピードも相手が上ですが、自分は負けないし下がらない気持ちで、気持ちから負けないように、そして盗めるものは盗んで自分のものにしています」と語る。
カードを聞いたファンは壽美が不利だという意見もあると思うがと問われると「それは結構感じていますが逆に燃えます。そんな風に見られている方が“見てろよ”と思えます」と闘志を燃やし「(ファンの方は)私が勝つのが難しいと想像すると思いますが、良い意味でその想像を壊したいと思います。ノットソン選手に勝つ自分を作り上げていきます」と力強く宣言した。
ノットソンは会見に出席できなかったため「私は日本が大好きで、KRUSHで試合することをとても楽しみにしている。私は対戦相手が誰であろうが舐めてかかるようなことはしない。私は前回よりも全てにおいてパワーアップしていてみなさんが期待しているような試合を見せるつもりでいる。私はK-1 KRUSHのリングで自分が世界一だというところを証明したい」と熱きコメントが届いていた。
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