【Krush】18歳・西京佑馬が2度のダウン奪い王座奪取
Krush実行委員会
「Krush.99」
2019年3月30日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 第9試合 Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
●島野浩太朗(26=菅原道場/Krushスーパー・フェザー級王者)
判定0-3 ※29-26、30-26、30-25
〇西京佑馬(18=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
※西京が第8代王座に就く。島野は2度目の防衛に失敗。
島野は21勝(12KO)12敗のハードパンチャーで、2018年6月に第6代王者・郷州征宜を判定で破り、第7代王座に就いた。昨年12月に大岩龍矢を破って初防衛に成功し、短いスパンで今回の2度目の防衛戦に臨む。
西京はK-1甲子園2016の-60kgトーナメントで優勝、2017年4月にプロデビューして戦績は5勝(4KO)1敗。昨年12月大会でWPMF日本スーパー・フェザー級王者アリ・ザリンファーを左フック一発で38秒KO葬し、今回挑戦者に抜擢された。
1R、強い右ローを蹴る西京が右ストレート、左フックとヒットを奪っていくが、島野は打たれながらも前へ出る。カウンターを次々と奪っていく西京。島野は得意の左右ボディブローを打っていくが西京のパンチ、ハイキックで鼻血を出す。
2Rも前に出る島野に西京は左フックとハイキックを放つ。西京の右ストレート、左フックをまともにもらいながらも島野は前へ出てボディを攻める。西京は右ローも蹴り、上下に攻撃を散らしていく。島野も左フックをヒットさせるが、前へ出るところにパンチを合わせられ続ける。
3R、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がると島野はパンチを出して前へ出る。西京は右ストレート、ジャブで島野の突進をかわす。残り1分で島野の左ボディブローがヒットし、西京は明らかにダメージを負う。フットワークを使ってかわしていく西京は絶体絶命のピンチに追い込まれるが、西京が右フックで2度目のダウンを奪う。最後はお互いにパンチを放って終了。判定で2度のダウンを奪った西京が勝利し、新王者となった。
西京はマイクを持つと「K-1甲子園で優勝してからずっと高校生のうちにチャンピオンになりたいと言っていたので、とりあえずチャンピオンになれて嬉しいです。とりあえずKrush獲ったのでこれからやっていかないといけない相手もいっぱいいるので、これからも精一杯やっていくのでよろしくお願いします」と、初々しく王者としての第一声を放った。
西京は父と兄の春馬(第3代Krushフェザー級王者)とともに記念撮影に収まった。
▶︎次ページは神保が特攻でハードパンチャーの藤村を撃破
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