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【Krush】レオナが事故死したKOICHIに捧げる勝利

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2018/04/22(日)UP

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得意のパンチでアグレッシブに攻め、ペースを握ったレオナ(左)

Krush実行委員会
「Krush.87」
2018年4月22日 (日)東京・後楽園ホール

▼セミファイナル 第9試合 Krush -60kg Fight 3分3R延長1R
〇レオナ・ペタス(25=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/2016年英雄伝説アジア-60kg級トーナメント優勝)
判定3-0 ※29-28、30-29、29-28
●西京佑馬(17=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園2016 -60kg王者)

 レオナは昨年12月の後楽園大会で原田ヨシキにKO勝利し、今回が2018年の初陣。対する西京はプロ戦績3戦3勝(1KO)無敗の新鋭。Krush-60kg戦線のトップクラスに位置するレオナからすれば、西京は完全に格下の選手。しかし、西京はレオナを踏み台にして一気にタイトルマッチまでたどり着きたいと戦前に語っている。

 1R、ローの蹴り合いからスタート。西京は右ローを多用していく。西京の蹴りに右ストレートを合わせに行くレオナだが、西京も右フックを返す。打ち合いも辞さない西京がワンツーをヒットさせた。

 2R、西京は遠い距離から右ストレートを伸ばしていく。レオナは度々打ち合いを仕掛けるが、西京も負けじと打ち返す。強引に入り込んでパンチを打つレオナが右ストレートをクリーンヒット。徐々にレオナがパンチで押し始める。

事故で亡くなった元同門の先輩KOICHIのTシャツを着たレオナ

 3Rも積極的にパンチで前へ出るレオナ。西京は頭を左右に振ってレオナのパンチをかわしていくが、打ち合いになるとレオナが当てていく。タイミングよく右ヒザも突き刺すレオナ。しっかりパンチを当てていき、アグレッシブに攻めたレオナが判定勝ち。

 レオナは4月7日に交通事故で死去した、元同門のK-1ファイターKOICHIのTシャツを着て「先々週の土曜日に兄のKOICHIさんを事故で亡くしてしまいましたが、兄の分まで勝てて良かったと思います」と、兄貴分だったKOICHIに勝利を捧げた。

※全試合結果はこちら

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