【K-1 KRUSH】鈴木勇人が初防衛に自信、左右田得意のヒザ蹴りも「逆に効かせる」
8月31日(土)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.104」にて行われるスーパー・ライト級タイトルマッチで初防衛戦を行う王者・鈴木勇人(29=K-1ジム五反田チームキングス)が、都内で公開練習を行った。
公開練習ではパンチのコンビネーションと前蹴りのみのミット打ちを行い、得意の左ミドルは封印した鈴木。手の内を見せない作戦かと思いきや「別にそういうわけじゃなくて、最近追い込みでめちゃめちゃ蹴ってて疲労がやばかったんでちょっと1回休みたいな、と。追い込みはかなり充実してますね」と気合が入っている。
初防衛戦の相手は、K-1旗揚げ戦からトップ戦線で戦い続けている第2代RISEスーパーライト級王者左右田泰臣(31=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。
鈴木は「今のK-1が旗揚げした当初、自分は映像を見られる環境にいなくて、雑誌でしか試合を見ることが出来なかったんですね。だからあの頃から戦っているファイターは特別というか、あまり現実的じゃないというか…」と語る。
続けて「その時は芸能人みたいな感覚で見てたんですけど、今はそれも変わって同じ土俵に立てるようになって、今は特別に大きく見てることもありません。自分自身でも全然やっていける実力がついてると思うんで、当時とは心境が変わりましたね」と自身の成長を実感している。
左右田のファイターとして印象については「率直に強いと思いますね。ただ『自分とやったらどうなるんだろう?』と前から思っていて、全然自分は通用すると思っています。それをリングで証明したいです」と気後れは一切ない。
試合展開について「どの展開・距離になっても自分は負けない自信があるし、戦えると思ってます」と語る鈴木。
左右田は接近戦でのヒザ蹴りにも定評があるが「確かに左右田選手はヒザ蹴りが上手いですけど、結局ヒザ蹴りが何で効いちゃうかというと、もらい方だと思うんで。逆に自分がヒザ蹴りで効かせられたらなと思ってますね」と、逆に左右田の得意技を奪うつもりだ。
会見では「本当にトップの選手と試合をするのが自分は初めて」と語っていた鈴木。ワクワク感があると語り「正直今まで自分が戦ってきた選手とは訳が違うと思うんで。このクラスに自分が通用するのか、通用しないで普通に負けてしまうのか。そこもすごく楽しみですね」と強敵相手にモチベーションは高い。
最後に「自分の目指しているところは全然もっと上です。ここで負けてたら見ている人も『結局、鈴木はこの程度の選手だったんだな』で終っちゃうと思う。自分もこれからトップ選手に通用するかの勝負だと思ってるんで、そういう意味では挑戦でもあり、スタートだと思ってます」と意気込んだ。
鈴木は過去最強と認めるチャレンジャーからベルトを守り、念願のK-1トップ戦線へ食い込んでいけるか。
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