【K-1 KRUSH】不可思とメンチ切り男・堀井翼の異色カードが決定
10月13日(日)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.106』のカード発表記者会見が8月9日(金)都内で行われ、不可思(28=クロスポイント吉祥寺)と堀井翼(24=ネクサスジム)の対戦が発表された。
不可思は、Bigbangライト級王座やKNOCK OUT初代スーパーライト級王座などキック5冠の実績を持ち、今年に入ってK-1に電撃参戦を発表。6月30日のK-1両国国技館大会では、世界トーナメント準優勝の佐々木大蔵にカットを奪われて敗戦を喫したが、K-1ファンに流血しながら前に出続けるファイトで印象を残した。今回はKRUSH初参戦。
対する堀井は、K-1グループでは3戦目を迎えるファイター。会見でのビッグマウスや独特なパフォーマンスで注目を集め、野球で鍛え上げた一撃の破壊力が魅力。K-1グループ初戦では、生涯初のダウンを奪われるも逆転KO勝利を収め、知名度を上げた。しかし6月のKRUSHでは、瑠久に判定で敗れていて今回が再起戦となる。
中村プロデューサーは「不可思選手がこういった相手と戦うことはないと思うし、何が起こるか分からない予想できないカードを組みました。どんな試合になるか予想もつかないです」とこれまでになかったカードが実現したと説明。確かにこれまで不可思が戦ってきた対戦相手とは違ったタイプの選手かもしれない。それもそのはず、堀井は前回の大会の前日会見で乱闘騒ぎを起こして場内を騒然とさせた男である。
堀井は会見に背中が覆われていないスーツで登場した。会見が始まると早速堀井劇場が始まる。「前回乱闘を起こして記者会見中止にしてしまって本当に申し訳ありませんでした。K-1は野蛮な人間の集まりではないので、相手にリスペクトを持ってこの試合に臨みたいと思います」と謝罪するも「ってやるわけないだろ馬鹿。俺は言いたいこと言うし、今まで通り何も変わらない」と反省は全くない様子。
対戦相手の不可思は「6月の試合が終わって大阪大会に出たかったのですが、怪我で出られなくなって、次の試合まで時間を空けたくないので10月に試合をお願いして組んでもらえたので、熱い試合を見せて求められている仕事をしっかりしたいと思っています」と意気込む。
お互いの印象を聞かれると「不可思選手は確かにスター選手だと思うが、K-1 GROUPでは1回も勝っていなくて格下くらいに思っている。相手は五冠王ですが俺は“股間王”」と堀井が言えば、不可思は「盛り上がる感じではないと思った。相手関係なしに自分の強さをどれだけ見せられるか、そこにモチベーションを高くもっていこうと思っています」と盛り上がりに欠けるというが、自身の強さを見せると宣言。
「堀井選手の下ネタは好きな感じではないです」と語る不可思に、堀井は「俺はこの試合は股間王vs五冠王の王座統一戦って感じで頑張ります。終了。俺は先に帰ります」と勝手に席を立ち、会見場を去っていった。
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