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【RISE】白鳥へのリベンジ目指す秀樹、クセ者稲石に「KOにこだわる」と撃破宣言

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2019/09/13(金)UP

秀樹(左)は強靭なフィジカルと強烈な左ミドルを武器にKOの山を築くハードヒッター

 9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』に参戦するRISEライト級1位・秀樹(28=新宿レフティージム)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 今年2月以来7か月ぶりの再起戦となる今回、対戦相手はトリッキーさに定評のあるBigbangライト級王者・稲石竜弥(30=TEAM OJ)となった。秀樹は「以前から知っていた選手で、変則的な選手。他の選手が打たないような体勢でありつつ、ガードは低めながらも自分ももらわない角度で蹴りやパンチを打ってくる」と稲石の印象を語った。

 その上で「稲石選手は攻撃がパターン化していて、なぜそういう体勢やタイミングで打てているか理解できているので、こういう攻撃が来たときにどの位置にいればもらわないというイメージは頭の中で完璧に描けています」と稲石の特徴を分析。「振りが大きいので僕が得意なカウンターを入れられるタイミングはいっぱいある。KOにこだわった勝ち方をして、(2月に敗戦した)白鳥戦をアピールしたいと思います」とクセ者稲石をKOで葬ると宣言した。

今年2月の白鳥大珠(左)戦ではペースを握りつつも左スネを負傷し無念のTKO負け

 秀樹は今年2月に当時RISEライト級2位の白鳥大珠(TEAM TEPPEN)との第5代RISEライト級王座を争う決定戦に出場。ペースを握りつつも左スネ負傷によるTKO負けを喫し、王座を逃した。当時のケガを振り返ると「出血具合は問題なかったのですが、骨が見える状態でした。これ以上続けると感染症の危険もあり、足切断の可能性もあるということでドクターストップとなりました」という見た目以上に深い傷であったことを明かした。

 念願のRISE王座に目前まで迫った中での敗戦。白鳥が夢に出てきたこともあるというほど悔しい思いをしたという。その内容は「リベンジに成功して浜川会長と抱き合って喜んでいる夢。1回は延長戦で勝ち、2回はKOで勝っていた」と、すでに夢の中で3戦を済ませているという。その白鳥は現在『RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント』に出場し9月に決勝を迎える。そんな白鳥を見て「自分がそのトーナメントに出て幕張大会のメインを飾りたかったという想いはありますが、今置かれている状況の中で勝ち続けて彼に近づくことだけに集中しています」と、来るべき再戦の日に向けて着実に歩を進める構えを見せた。

対戦相手の稲石(右)は突如飛び蹴りを繰り出すトリッキーさで人気

 前戦の白鳥戦から約7か月ぶりの試合。”鬼嫁”と知られるいつかさんからは「一番、家族を支える立場だから負けられないね」と発破をかけられているという。秀樹自身も「休んでいる期間こそ大事だと思っているので、いつ試合が決まってもいいように集中を切らさずに練習をしていました。ラントレ800m走では自己記録を更新し、(いつかさんから)『頑張っているね』という言葉をもらっていました」と、休養期間中にもしっかりとレベルアップを果たしていると語った。

 稲石戦をクリアすれば、次に見えてくるのは白鳥とのリベンジマッチ。「(白鳥に)優勝してもらわないと、話がややこしくなってしまいます」と、世界一になった白鳥にリベンジしてその座を奪い取るイメージはすでに出来ている。前回は実績のある秀樹に白鳥が挑む形だったが、今回は立場が逆転。「僕が彼のものを奪いに行く挑戦者の気持ち。できれば年内での再選を期待します」と早期のリベンジに向け、稲石討伐に向け動き出す。

☆9.16 RISE 全試合順・対戦カード、イベント情報はこちら

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