【Krush】ゴンナパーが父の他界乗り越え復帰のV2戦が決定「また全力で戦っていきたい」
2020年1月25日(土)後楽園ホールで開催される『Krush.110』の第一弾カード発表会見が6日、都内にて行われ、Krushライト級タイトルマッチとして、王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(26=タイ/WSRフェアテックスジム)vs横山巧(21=リーブルロア)が発表された。
ゴンナパーは、タイで100戦以上のキャリアを積み日本に主戦場を移すと、日本人キラーとして名を馳せ、他を圧倒する攻撃力から“ムエタイ大魔神”と呼ばれる。2018年4月には佐々木大蔵を下して、Krushライト級王座を獲得。6月のK-1さいたま大会で安保瑠輝也をマットに沈め、Krush王者としての初防衛戦では大沢文也から勝利を収めた。今年3月のK-1 WORLD GPに勝利後、父が他界。しばらく故郷タイに戻っていた。
会見でゴンナパーは「私が長い期間、リングに上がれなかったことをお詫びしたいと思います。これからまたリング上で戦っていきますので宜しくお願いします」と挨拶。
続けて「引退は考えていなかったが、父が亡くなったので家族の面倒を見なければいけない。特に母を元気付けなければいけないということで地元(タイ)で面倒を見てきたが、ここにきて状況も万全になったので、また全力で戦っていきたい」と語った。
今後はこれまで通り、日本のウィラサクレックジムで練習し試合に挑んでいく。
現在は練習を再開し、いい状態まで戻っていると言い「練習を積んでベルト防衛できるようにしていきたい」と意気込んだ。
対する横山は16歳でデビューし2016年、18歳でKrushのリングに上がり、1RKO勝利。同年のK-1甲子園では準優勝。今年は2試合行なっているがいずれもパンチでKO勝利している。横山は「以前からやりたかった相手。タイトル戦でなくてもやりたかったけど、今回ベルトがかかっているので一石二鳥。自分はスピードがあるので。スピードとテクニック、それプラス一撃で倒せるようなパワー全てを注ぎ込んでゴンナパー選手を倒そうと思います」とKO宣言。
するとゴンナパーは「ビデオで見たところスピードのある選手。今後しっかり練習を積んで自分の役割をしっかり果たすだけだと考えています」と王者として防衛することに集中していくと語った。
ゴンナパーはここ3戦、1敗を挟み2勝しているが、相手からダウンを奪えていない。さらにこの1敗は昨年12月の世界最強決定トーナメント1回戦で篠原悠人に1R KO負けしたもの。この敗戦は大番狂わせとも言われたが、かつての本調子を見せられるか。またKOを重ねる上り調子の横山がゴンナパーとどう戦うかに注目が集まる。
[Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
ゴンナパー・ウィラサクレック(王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
vs
横山巧(挑戦者/日本/リーブルロア)
■その他、今回発表されたカード
[Krushライト級/3分3R・延長1R]
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
vs
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)
[Krushライト級/3分3R・延長1R]
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
vs
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)
[Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
[Krushスーパー・フェザー級/3分3R]
目黒翔大(優弥道場)
vs
鈴木一晴(キックボクシングアカデミーROOTS)
[Krushスーパー・バンタム級/3分3R]
片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
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