【K-1】加藤久輝がK-1ルールに適応「動きやパワーも今までと全然違う」と自信満々にKO宣言
12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われる『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』に出場して初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王者・K-Jee(29=K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦する、加藤久輝(37=ALIVE)が公開練習を行った。
加藤は学生時代ハンドボールに打ち込み、高校卒業後は社会人チームに所属し日本代表にも選出された。ハンドボールを引退後、格闘家に転向。大道塾では全日本大会・重量級を5連覇し、その後アメリカの総合格闘技団体『ベラトール』にも定期参戦している。一撃必殺の破壊力を武器に昨年からK-1に参戦、2連勝して、今年3月にK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチで王者シナ・カリミアンに挑戦するも判定で敗れた。今回が再起戦となる。
約9カ月ぶりの試合となるが「コンディションはばっちりです。体重も順調に落ちてきて、スピードもパワーも残ってるし、スタミナもついている。全然怪我もなく良いトレーニングキャンプが出来たと思います」と仕上がりは万全で、2分1Rのミット打ちで重量級らしい重厚感のあるパンチと蹴りを繰り出していった。
総合格闘家として海外でも実績がある加藤は、今回でK-1に来て4戦目。「普段の練習やスパーリングでもK-1ルールがやりやすくなってきた。今までは何か合わないと思いながらやってたんですけど、最近はそれがなくなってスムーズにK-1ルールで動けるようになっている」とルールへの適応力も上がっている。
「大事なことはいい意味でK-1ファイターにならないこと。僕はハンドボールの過去も長いし、空手、総合もやってきました。その良さをもっと活かすための練習をしている」と自分の長所を伸ばすための練習を続けてきた。
今回の対戦相手K-Jeeは、今年7月にKRUSH王座を戴冠して勢いに乗っている。印象について加藤は「凄くコンプリートな選手。パンチも蹴りもヒザ蹴りも出来るバランスの良い選手で、クルーザー級には珍しいタイプ。KRUSHのチャンピオンですし、今クルーザー級の一番強い選手だと思う」とK-Jeeの実力を高く評価。
K-Jeeは3連続KO勝ちであるだけに警戒すべきところがあると語る加藤だが、「僕の動きやパワー、コアなストレングスも今までとは全然違います。きっとK-Jee選手は驚くと思うし、逆に僕がKO出来ると思います。ここでしっかりKOすればタイトル挑戦をアピールできる」と意気込む。
地元・名古屋のファンに向けて「名古屋には普段からお世話になっている方々が多くて、今回はみんなの前でしっかり良い勝ち方をして次の試合につなげたい」と語る加藤。地元でKO勝利を収めてタイトル戦にアピールすることが出来るか。
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