【K-1】木村ミノルと海斗が睨み合い「気合十分、モチベーションMAX」(木村)=第3代Sウェルター級T
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』の第2弾カード発表記者会見が、1月26日(日)都内にて行われた。
今大会の目玉カードとして『第3代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント』の開催が決定。城戸康裕、和島大海、神保克哉、海斗、木村“フィリップ”ミノルがトーナメントに参戦決定した。
1回戦・第1試合から楽しみなカードが組まれた。昨年K-1全大会出場&全試合KOの偉業を成し遂げた、Krushウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(26=ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)が、海人(24=ポゴナ・クラブジム)と対戦する。
記者会見の初めに木村と海斗はバチバチのフェイスオフを展開。長く目を合わせた後、さらに木村が近づき睨み合う。その後、木村が少し首を傾げた様子を見せた。それに関して木村は、海斗について「大丈夫、大したことない」と感じたと会見では語った。
木村は強烈なパンチを武器に国内外の強豪を次々と撃破し、Krushウェルター級(67.5kg)王座を獲得した。昨年は絶好調でK-1全大会に出場して6戦6勝6KOと負けなし。前回は69kgに階級を上げてアデイエミをパンチでKOしている。今回は階級を70kgに上げてK-1のベルトを狙う。
対する海斗は“不良の祭典”『THE OUTSIDER』出場経験を持ち、フィジカルを活かした破壊力抜群のパンチと蹴りを武器にKrushのウェルター級戦線で活躍。2019年12月にK-1本戦初出場を果たすと、韓国のキム・ホソンに1RKOで勝利。試合後には木村“フィリップ”ミノルの“フィリップポーズ”をオマージュして挑戦状を叩きつけた。今回が念願の対戦になった。
木村は「70kgに上げての初めての試合でトーナメントはチャレンジですけど、去年のK-1では全てKOで終わらせることが出来て、自分が一番調子いい男だと思っています。対戦相手の海斗選手のフィリップポーズも見たし気合も十分、モチベーションMAXですね」と目を輝かせる。
「2020年になって、初めての大会で70kgのチャンピオンになれるのがすごい光栄なことなので、それを獲りにいきます」と意思表示。
対する海斗は「トーナメントに選んでもらってありがたいです。ベルトももちろん欲しいけど、自分の階級(本来は海斗は67.5kg)のベルトはミノル選手が持っているので、一回戦から決勝のつもりで死ぬ気で取りにいく」とこの一戦にかける思いを語る。
お互いに印象を聞かれると木村は「凄いパンチが強くていい選手でした。フィリップポーズして挑発してくるのはいい選手ですね」と挑発に関してコメント。海斗は「プロになる前からよく見ていて対戦できて嬉しいです。ハンドスピードと突進力、パンチ力が凄いです。どうやって勝とうか研究しています」と分析して木村に挑む。
木村は70kgに上げることに関して記者から質問されると「新たな挑戦だけど調子はいいし、パワーもあるし誰でも倒す自信がある。70kgだったら、さらにパワフルにということを意識します。でもウェルターにも世界的な選手がいるのでやっていって、歴史に名を刻むファイターになりたいです」とこのトーナメント制覇後の展望も語った。
海斗を大したことないと語っていた木村だが、「リングに上がったらみんな強いし、このトーナメントにかける思いは強い」と以前していたような挑発は全くなく、気を引き締めている。準決勝に対戦する可能性がある神保が序盤にKOしてくることも想定して、早目に倒したいという木村は「海斗選手にはその覚悟を持っていてほしい」と序盤から倒しにいくと宣言した。
▶次のページは神保克哉&対戦相手のコメント、本トーナメントのその他カードの紹介
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