【KNOCK OUT】IQ戦士・安本晴翔が同門・宮元啓介と与座優貴を分析“こうしたら勝てる”=9.13後楽園
9月13日(日)に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』。2部制となる本大会に出場する宮元啓介(27=橋本道場)、安本晴翔(20=橋本道場)、与座優貴(22=橋本道場)の橋本道場勢3選手が必勝座談会を実施した。
その中で一番若手で20歳の安本はこの座談会で次戦の意気込みと与座、宮元への興味深い勝ち筋、分析を語った。
安本はアマチュア24冠を引っ提げ16歳でプロデビュー。既にWPMF世界フェザー級を含めた4本のベルトを獲得し、現在は6連勝をマークしている。
対するウィサンレックは、かつてムエタイ二大殿堂の一つルンピニースタジアムでは二階級を制覇した選手だ。
安本は「今回で3回連続タイ人ですけど、前回の試合では結構切られて、負けたかな、と思ったんですけど、ギリギリで勝てたので。今回はしっかりとKOで勝つことを狙って、年間MVPも狙って頑張りたいです」とMVPを獲るほどの好試合をすると意気込んだ。
橋本道場2番目の若手、22歳の与座優貴はBLACKルール(ヒジなし)で久保政哉(27=フリー)と対戦する。与座は極真会館2017年第6回全世界ウェイト制選手権軽量級優勝者。デビューから7戦7勝(3KO)と快進撃を見せたが、昨年2月に鈴木千裕にダウンを許し初敗北。今回が再起戦となる。
今回、与座と対する久保は、欧州の巨大キックボクシングプロモーション『GLORY』と日本人で唯一の専属契約を持ち、17年10月には4人制フェザー級トーナメントで準優勝を果たしている。
与座はプロ初黒星から、今回は「世界の久保」という強敵を迎えるが「久保選手はサウスポーで、プロでは初サウスポーなんですけど。(安本に)毎日アドバイスを貰いながらやってるんです。今まではキックスタイルに合わせて、無理にボクシングをやろうとしてたのかな、って。今回はそれプラス、空手の技とか、教わったことを出せば勝てると思ってます」と安本から教わったことを出せればと話した。
それに安本は「蹴り合いになっても、相手よりも与座さんの蹴りの方が全然凄いですし。パンチも、僕が教えてた「あの技」が当たれば倒せると思います。久保選手はあまり打たれ強くないと思うので。与座さんのあのパンチが当たれば倒せます」というと与座は「秘策ありです(ニヤリ)。毎日教わってて、手応えがあるんですよ」と試合が待ち遠しい様子だ。
最年長となる27歳の宮元啓介(27=橋本道場)はREDルール(ヒジあり)で栗秋祥梧(25=クロスポイント吉祥寺)と対戦する。
宮元は、これまでWPMF世界スーパーバンタム級王座をはじめ5本のチャンピオンベルトを獲得している。那須川天心、小笠原瑛作、江幡塁ら国内トップ選手たちとしのぎを削ってきた。
対する栗秋は、和製ムエタイファイターとして九州で50戦以上のキャリアを重ねた後に上京し、現在4連勝中と好調をキープしている。
宮元が対戦する栗秋は、安本が19年6月のレベルスで対戦し5R判定勝利を収めた相手だ。
安本は「体幹や打たれ強さは絶対に啓介さんが上。たまにもらってしまうのが怖いので、当てさせなければ勝てると思います」と、対戦経験を通じて宮元の勝ち筋を見出し、ミット打ちを通じてアドバイス。秘策を授かった宮元は「晴翔の格闘IQはめちゃくちゃ高い」と絶賛した。
上質な指導と人間関係に恵まれた環境から、日々の充実ぶりを見せる3選手。最後に宮元は「2人は絶対勝てると思ってるんで、僕だけが負けることのないように。僕は3連勝できると思ってます」と宣言し、力強く橋本道場全勝を誓ってみせた。
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