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【KNOCK OUT】9.13 ヒジ有りルール出場の栗秋祥梧vs宮元啓介、小笠原瑛作vs壱ら意気込み、KO宣言続出

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2020/08/03(月)UP

コメントする山口代表

 9月13日(日)後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の会見が、8月2日(日)都内にて行われた。

 今大会は、9月12日(土)大田区総合体育館で開催予定であったが、新型コロナウイルスの感染予防のため、9月13日(日)後楽園ホールでの大会に変更となり、2部制での大会開催が決まっている。会見には、出場する16選手が出席して意気込みを語った。


■第二部REDルール(ヒジあり)の出場選手たちのコメントは以下の通り

▼56kg契約 3分3回戦(延長1R)REDルール
宮元啓介(橋本道場/元INNOVATIONフェザー級王者)vs栗秋祥梧(25=クロスポイント吉祥寺)

対戦する宮元(左)と栗秋(右)

 宮元は、空手をバックボーンに2010年プロデビューし、国内55kg戦線のトップを走るベテラン選手。空手仕込みの足技を得意とし、これまでWPMF世界スーパーバンタム級王座をはじめ5本のチャンピオンベルトを獲得している。那須川天心はじめ、小笠原瑛作、江幡塁ら国内トップ選手たちとしのぎを削ってきた。

 対する栗秋は、和製ムエタイファイターとして地元・九州で重ねたキャリアは50戦以上。18年に上京し、クロスポイント吉祥寺の門を叩くと、天性の当て勘を武器に国内外の強豪と渡り合ってきた。現在は4連勝中で、前回は百戦錬磨のベテラン駿太をヒジ打ちで切り裂きTKO勝利。好調をキープしている。 

 両者の会見でのコメントは以下の通り。

強烈なヒジ打ちをヒットさせる栗秋(右)

 宮元「13日に栗秋選手と試合が決まって気合入っています。試合間隔が伸びた分、練習に打ち込めるので、しっかり練習して倒して勝ちたいと思います。自粛でも、気持ちは前向きで家で出来ることを考えてやったりして、気持ちは折れることはなかったので大丈夫です。倒せる技を(橋本)師範と一緒に考えながら、やっているところなので楽しみにしてほしい」

 栗秋「僕は2月から試合がなくてこんな試合が空いたのも初めてで、練習面ではパンチも強化していて、試合で爆発させるので楽しみにしておいてください。パンチとヒジは警戒されているので、その上をいくパンチとヒジを出して行こうかなと思っています。宮本選手はすごく良い選手、国内でトップを走ってきた選手と思っているので、自分も胸を借りるつもりで倒しに行こうと思っています」


▼REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント 1回戦55.5kg契約 3分3R(延長1R) REDルール
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)

小笠原(左)と壱(右)が会見に出席した

 小笠原は国内55kg級の第一線で活躍し、ISKA、WPMFの2つの世界タイトルを保持している。昨年8月には江幡塁との再戦に敗北、同11月には元ラジャダムナン王者サオエーク・シットシェフブンタムにKO負けし連敗を喫するも、今年に入ってからはタイで2連勝と勢いをつけている。

 会見で小笠原は「サオエークに日本で負けてから、日本で試合してなくて、12月から2月の半ばまでタイに行って試合して勝ってきました。試合できることにワクワクしています。これは、日本のトップを取るトーナメントなので、トップ取って日本の格闘技を僕が背負っていきます」と意気込む。

小笠原(左)は豪快な左フックを放つ

 また、前戦の反省を踏まえて「行きすぎちゃうところは前から僕はあるので、課題として修正して治ってきたかなと思います。(対戦相手は)上手さがある選手。フィジカルでもテクニックでも勝てると思うけど、去年から課題にしているところをクリアしていきたい。壱選手が来てくれるなら逃げないで、お客さんに何か伝わる試合がしたいです」と話した。

端正なルックスと美しいムエタイスタイルで人気の壱(右)

 一方、壱は「沖縄からヒジありの頂点を目指していて、やっとその時が来たと思います。キラキラの瑛ちゃんを、キラキラの壱ちゃんが倒すので見ていてください。会長にも(相手が)何段階もランクが上と言われていて、ここでスーパーバンタム級のランクを覆したいです」と格上と言われる小笠原を倒し、頂点を目指すと意気込んだ。


▼57.5kg契約 3分3R(延長1R) REDルール
安本 晴翔(橋本道場)vsウィサンレック・MEIBUKAI(MEIBUKAI格闘技ジム)
※ウィサンレックは会見欠席

安本は静かに闘志を燃やした

 安本はアマチュア24冠を引っ提げ16歳でプロデビューし、既にWPMF世界フェザー級を含めた4本のベルトを獲得。現在は6連勝をマークしており、その華麗で強烈な足技と鋭いヒジ打ちの技術から、国内57.5kgヒジあり最強の呼び声も高い。

 その安本の前に立ちはだかるのはムエタイの雄・ウィサンレック。ムエタイ二大殿堂の一つルンピニースタジアムでは二階級を制覇し、現在は日本国内で後進の指導に当たりつつ精力的に試合に出場している。

 会見で安本は「半年ぶりなので緊張しないように、1日の中で、1番面白い試合をしたいと思っています。ウィサンレック選手は(那須川)天心選手と、鈴木(真彦)選手とやっていて、どちらもKO負けしてて、自分はその2人の選手より、もっと圧倒してKOしたいと思ってます。自分は1Rでも倒せるし、3Rになっても倒せるように練習しています」とコメント。
 ウィサンレックに対し、那須川天心(17年8月、3R 2分45秒 TKO)、鈴木真彦(20年7月、3R 0分47秒 KO)よりも圧倒してKO勝利すると誓った。


▼51.5kg契約 3分3R(延長1R) REDルール
老沼隆斗(STRUGGLE)vs清志(新興ムエタイジム)

レベルス王者の老沼(左)と清志(右)が激突する

 老沼は空手をベースとし、ハイキックや後ろ回し蹴りなど華麗ながら威力ある蹴りが武器。18年6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を戴冠した。今年2月にはMuaythaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星との王者対決に臨み、一進一退の攻防を制し勝利している。

 会見で老沼は「今回が初参戦になるんですけど、蹴りの美しさで勝負したいと思っています。(左目の怪我については)ちょっと攻撃的なスタイルになって、事故っちゃってって感じです。詳しくは伏せておきます。(相手の印象は)何試合か映像を見たけど、気持ちの強い選手です。ある程度ムエタイをミックスしたスタイルを会場で見せれたら良いなと思っています」と意気込み。

蹴り技が持ち味の老沼(右)

 対する清志はNKJF、BOM、RISEなど各地のリングを渡り歩くファイター。昨年は5試合のリングに上がり2勝2敗1分、今年7月にはRISEに出場し、強豪・志朗に1R KO負けを喫して2連敗中だ。今回、REBELS王者の老沼を相手に再起をかける。

 清志は「結果はもちろん内容にこだわって試合したいです。(対戦相手は)蹴り技の引き出しが多い選手で、何でもできる選手です。僕は何でもできる選手ではないので、近づいて殴って蹴って倒すだけですね。(前回、志朗戦で悔しい結果だったが)KNOCK OUTも大舞台で相手がチャンピオンなので、今度は良い印象で勝ってちょっと有名になりたいです」とコメントした。


▼清水工業株式会社presents 73kg契約 3分3R(延長なし) REDルール
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)vs釼田昌弘(テツジム)
※釼田は会見欠席

会見に出席した渡慶次

 渡慶次は、拳にバンテージだけを巻き、肘・膝・頭突きありという過激ルールのミャンマー伝統格闘技「ラウェイ」で活躍し、18年には国際大会で75kg級の王者になったことのある猛者。

 対する釼田はNKBミドル級4位のランカー。柔道、MMA、お笑い芸人、アメリカンフットボールと、多種多様な世界に飛び込む生粋のチャレンジャーだ。

ラウェイで戦ってきた渡慶次(右)

 会見で渡慶次は「ラウェイから来ました。自分は勝っている試合の9割以上はKOなので、今回も判定いらないと思ってます。相手を倒して勝ちたいと思っています。初めて丸いグローブをはめて試合するので、ラウェイの時は素手なので硬い部分は殴らないように試合するけど、今回はテンプルやあばらを殴っても拳は大丈夫なので、どこを殴っても良いので振り回してやろうと思っています」とKO宣言。

 また対戦相手の印象については「柔道が4段でアメフトもやっていて体が強いんだろうなと思いました。試合動画はインスタで見たけど、倒せるかなと思います。(今回は)ラウェイと違って、ローを蹴ってミドルや三日月を入れて、パンチやハイキックで倒そうかなって、頭突きがないのでそこは気をつけて行こうかと思います」と語った。


■トーナメントリザーブマッチの対戦カードが変更

HIROYAが送り出す新鋭・中澤がKNOCK OUTに参戦だ

 大会の日程変更に伴い、古村と対戦予定であったシラー・Y’ZDが欠場となり、下記カードに変更が決まった。

▼創世のタイガGP KNOCK OUT 61.5kg 初代王座決定トーナメントリザーブマッチ
古村匡平(FURUMURA-GYM)
vs
中澤良介(TRY HARD GYM)

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