2020/12/30（水）UP
（最終更新：2020/12/30 00:46）

29日の会見に現れたシバター、大みそかはどのようなシバター劇場を見せるのか

　12月31日（木）に開催される『RIZIN.26』（さいたまスーパーアリーナ）で第３試合で対戦相手Ｘと対戦が決定しているプロレスラーでユーチューバーのシバター（35）が29日、試合前インタビューに答えた。

「どうもー、シーバターでーす！」
と威勢よくインタビュー会場に現れたシバター。
　そして「おかげさまで連日Youtubeの急上昇と、毎日のように色んな媒体さんの記事がヤフーニュースに上がって、盛り上がっています。もう、裏メインと言って良いんじゃないですかね」と最近のネットニュースの盛り上がりと自身のYoutubeの急上昇に”裏メイン”と自画自賛。

　その盛り上がった理由の一つはYouTubeで流した皇治についてだ。
「元々、一番最初は皇治選手とやるって言うので話が進んでいたんですよ。その前提で話が進んでいて、僕が聞いた話では皇治さんが逃げたと言う感じなんですよね。本当は生放送枠で私の試合を放送する予定だったのが、皇治さんが蹴ったのでなくなってしまったので、残念だなと思います」と自身が放送枠から外れ最初のほうのカード第３試合になったことを悔やむ。

　生放送にこだわる理由には「RIZINが私を使ってくれたのも、視聴率だと思うんです。皇治選手とやることで明らかに盛り上がるじゃないですか。誰かのアンケートで皇治と誰が対戦するのを見たいか、五味とシバターが挙がっていたがシバターが8割でした。私もテレビの一番良い時間帯の生放送で映ることが美味しいことだと思っています」と答え、生放送ではないが「どのRIZINファイターよりも（PPVの売上に）貢献すると思うので、RIZINファイターのギャラを間接的に出しているのはシバター」とアピール。同じくシバターの人気ユーチューバー仲間のひかる、てんちむとの入場シーンだけでも地上波で取り上げて欲しいと訴えた。

朝倉未来との試合前に控室を尋ね「負けてください」と土下座するシバター（シバターのYouTubeより）

　さらに地上波放送だけでなく、次は自身のYouYoubeチャンネルに話が及び「試合前に皇治さんの控室へ突撃に行って、奇襲します。YouTubeで流します。（撮影禁止かもしれないが）でも何か仕掛けようと思います」と宣言。過去に朝倉兄弟と戦ったときに、試合前に控室に訪問、土下座して「僕に負けてください」とお願いし、試合に挑んでいた。さて、今回試合前に皇治の控室で何をしでかすのか。

　肝心の試合については「試合が決まったのが急で、確保できる最大の時間で勝つための練習をしました。相手に勝つことを前提に試合は行います。体重は95kgくらいありますね。減量は今回しませんでした。誰が来るか分からないので、自分より重い人が来る可能性もありますから、ナチュラルのウェイトでやります」と語った。

　普段はパンクラスイズム横浜で練習するシバター。インストラクターの北岡悟からアドバイスは「特にないです」と言うも「出るからには勝って良いよと、YouTubeで負けキャラなのでそれをやる必要はないからね、と」言われていると言う。

格闘家モードでファイティングポーズを決めるシバター

　シバターは19歳からこのジムに入門。その前は16〜17歳から空手をやっていたという。「アマチュアで勝ったり負けたりして実力を付けて、プロの試合に上がったり、アマチュアの試合に上がったりするうちに、自分の限界が分かってきたんですよ。夢を諦めるじゃないですけど、RIZIN、PRIDEとかDREAMとかHERO’Sとかの大舞台で戦うレベルの選手になれないのは、20代の頃に感じました。でもYouTubeで運良く有名になれて、回り道しましたがRIZINに出ることができました。諦めた夢が一つ叶ったと思いました」と語るシバター。

　31日は皇治の控室突撃、ユーチューバーたちと入場、そして未知なる相手との本気モードの試合の３つ。果たして大みそか、どのようなシバター劇場を見せてくれるのか。

▶︎次のページは（動画）シバターが朝倉未来との試合前に控室に乗り込み土下座をする動画