マクレガー、スネ骨折で車椅子ボクシング挑戦へ「参戦するよ、待っていてくれ」
元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)は、車椅子ボクシング参戦に前向きだ。
マクレガーは7月11日、UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエーとの3度目の対決で、左足のスネの下部を骨折しTKO負けした。
翌日にスネの部分の2本の骨の手術を行った。一般的な骨折の治療経過からして、年内の復帰は厳しいと見られているが、7月30日、アイルランド車椅子協会の関係者が、9月11日に開催される椅子ボクシング・チャリティー大会のセミファイナルにマクレガーが参戦すると発表。マッチメイクのポスターをSNSに投稿し、寄付を募った。
【動画】これが車いすボクシングだ! パンチで車いすごと倒れるシーンも
相手はマクレガーの物真似芸人としても有名なアル・フォランというアイルランドのコメディアン。おそらくはエキシビジョンマッチのような形で予定されていたようだ。
8月1日にはマクレガー自身もツイッターで「コ・メインイベントでこの詐欺師と戦うぞ!こいつは何年も俺のひどいイメージを撒き散らかしてきた」と参戦の意思を示していた。(その後、このツイートは消去されている)
この話題は週末から月曜日にかけてファンを盛り上がらせたが、本日3日にマクレガーの代理人が米スポーツニュースサイト『ESPN』の記者に「彼のケガは治癒していない」とコメント。
直後にマクレガー自身もツイッターで「みんな、9月はさすがに早すぎるよ。俺はまだリハビリ中だ」と出場を否定した。
しかしマクレガーは続けて「ドクターやセラピー・チームは、俺にまだ待つようにアドバイスしてくれている。出場は早くても10月後半かな。もしくは11月か12月になるかもしれない。今のところ、具体的な日付を言うのは難しいね。でも、俺は参戦するよ。待っていてくれ!」と年内に参戦予定の可能性が高いとのことだ。
さらに「時間をくれ、皆、俺は参加するよ。ただ日付を決める前に、これからしばらくの間、回復に集中する必要がある。イベントには他にもいくつかの素敵な計画があるんだ」と、車椅子ボクシング参戦自体は本気のようだ。
手術直後にはSNSで「6週間の松葉杖生活」とコメントしていたマクレガーだが、早くも3週間後の現在は、ギブスを付け外ししながらリハビリやトレーニングに勤しむ様子をSNSで投稿している。
車椅子ボクシングの試合には、契約の問題でUFCが許可を出すかは不明となる。しかしスネ2本骨折という大ケガを負ってなお、可能な範囲でのファイトをしようとするマクレガーには脱帽だ。
ちなみに9月11日のイベントのメインには、五輪ボクシングで二度の金メダルを獲得したパディ・バーンズが車椅子ボクシングに挑戦する。
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