【K-1】芦澤竜誠が”減量なし”のナチュラルボディで計量パス、西元は「全て奪い去る」と自信

2022/02/26（土）UP
（最終更新：2022/02/27 11:42）

　2月27日（日）東京体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が26日に行われた。
　第14試合［スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R］で対決する、”K-1の悪童”芦澤竜誠（日本/DRAGON FISH）は60kgジャスト、西元也史（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）は59.9kgで、両者ともに計量をパスした。

【動画】芦澤が島野浩太朗をKOする瞬間、西元が前戦で３度のダウン奪う豪快KO勝利

　計量台に乗ると、険しい顔をしていた芦澤だったが「ジャスト60kg」と告げられ喜色満面、笑顔でガッツポーズをしてみせた。
　フェイスオフでは両者片時も目線を逸らさぬも、西元が先に踵を返し退場。その背中を見つめる芦澤だったが、いつになく落ち着いているようだ。

　会見でも芦澤は上機嫌、「ピース」とハンドサインを出し「いつも以上に仕上がりが良すぎる。減量も何もしてない、今試合出来る」と調整は最高の様子だ。

　試合を楽しみたい、と語る芦澤は「ぶっちゃけ対策は一切してない。試合の予想もできるけど、しないようにしてる。試合のリアルを体感したいんで」と出たとこ勝負の芦澤を魅せるつもり。

　芦澤は昨年9月の横浜アリーナ大会で、過去に敗れている卜部弘嵩に勝利して勢いに乗る。「俺は色んなものを背負って勝った。卜部選手のためにも絶対に（卜部の後輩の西元には）負けない」と、リスペクトする卜部のためにも西元の上を行く。

　その西元は戦績が12勝(12KO)7敗2分だが、KO勝率100％の”KOマシーン”だ。西元は「どのSNSを見てもイライラしかしなかった」とSNSでの自分に対するコメントにかなり腹を立てている様子で「溜まりに溜まったものがあるんで、明日、爆発させる」と芦澤に対して「SNSストレス」をぶつけるつもりだ。

　さらに「僕も対策っていう対策はしてない。持てる力を普通に出せば勝てる」と自身の剛腕に自信を持つ西元。芦澤の背負うものも「全部奪い去ってやる」と吐き捨てた。
　明日は芦澤が”芦澤ワールド”に引き込むのか、西元が”KOマシーン”ぶりを見せつけるのか。

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