【K-1】芦澤竜誠、作戦立てずに西元也史戦へ「己の力だけで勝てる領域、全部対応出来る」
2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のK-1スーパー・フェザー級ワンマッチで西元也史(24=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、芦澤竜誠(26=DRAGON FISH)が公開練習を行なった。
芦澤は、一時はK-1を引退するも20年に復帰。その後は、卜部 弘嵩など強豪選手を相手に2勝1敗の戦績を残している。しなやかなパンチと蹴り、喧嘩上等の打ち合いを信条ととして、練習に打ち込むようになったことから、”進化する問題児”と言われている。
公開練習で芦澤は、スピードのあるシャドーボクシングを見せると、気合いの入ったミット打ちも披露。破壊力満点の拳を叩き込んでいった。かなりの練習量をこなしたため「疲れすぎて怪我しそうになった」という芦澤。「ちょうど今は(練習を)抜いている時期。ここまでの貯金があり過ぎるし、こんなところで抜いても何しても勝てるんで何の問題もないっすね」と自信たっぷりだ。
これほど練習に打ち込むようになった理由として「俺も26歳で30まで続ける気もないし、長くないなとも思っている。マジで人生懸けて1試合1試合やらないと後悔する。あと格闘技が単純にもっと好きになったっす」と、大きな心境の変化を挙げる。
格闘技へ向き合う姿勢が変わったことで「パンチ力とかスピードとかそういうのじゃなくて、目に見えないものが成長している」と話す芦澤。「メンタル面もそうだし、距離感とかもそうじゃないですか。パンチ力もないのにスピードもないのに強い奴っているじゃないですか。なんでか分かんねえけど、こいつ強いなっていう奴いるじゃないですか。そこに行かなきゃダメっすね」と自身の理想像を掲げる。
対する西元は、勝利した試合は全てKOのハードヒッター。一撃で倒せるパンチやハイキックを武器とする。今回の西元との対戦へ向けて、芦澤は「作戦は全く練っていない」という。
「これがタイトルマッチとか大事な試合だったら練らなきゃいけないと思うんですけど、練る必要がない。そこで練ってるようじゃ次も練らなきゃ勝てないぞっていう話で、練らなくても己の力だけで勝てる領域だと思っているんで。相手が作戦を練ってきたとしても全部対応出来る。自分が今やっていることをやれば勝てるし、それやるなっていうことをやれば負けちゃうし、自分の勝負っす」と、作戦を立てずに己の力を出すことで勝利するつもりだ。
さらに「(今年は)いっぱい試合しようかなと思ってますね。半年に1回しか芦澤竜誠を見られないのは大好きって言ってくれるファンの人に悪いし、アンチの奴らだって芦澤竜誠がやられるところを見たいわけじゃないですか。そういう中で試合をしないのは一番悪いなと思ってたんで、今年は試合しますね」と、2022年は試合数をこなしていく構え。
最後に「良い試合して、入場から何から試合が終わった後のマイクから会見から、全部愛を送るから、皆さん注目してください」とアピールした。格段に進化した芦澤の実力がリングの上で見られそうだ。
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