【Krush】2連敗中の壬生狼一輝「テーマは破壊」と防衛誓う、池田幸司は「一撃で倒す」とKO宣言
3月26日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.135』のKrushバンタム級タイトルマッチで対戦する、王者・壬生狼一輝(20=力道場静岡)と挑戦者・池田幸司(24=ReBORN経堂)のコメントが主催者を通じて届いた。
壬生狼は、昨年3月に10戦無敗のままKrushバンタム級王座を戴冠したが、5月の[K-1バンタム級日本最強決定トーナメント]で黒田斗真にKO負け。12月のK-1で黒田とリマッチするも、延長判定負け。現在2連敗中だ。会見ではプロレスラーの大仁田厚になりきったキャラクターと、ふんどしなどの奇抜な衣装でインパクトを残している。
「天国と地獄を味わった1年でした。K-1 JAPAN GROUPでバンタム級唯一のベルトはKrushにしかないわけで、そのチャンピオンが2回も負けてどうするんだ。俺の立場はどうなるんだという不安と失望がありました」と昨年を振り返った壬生狼。無敗記録を続けていた壬生狼にとって、悔しい1年となった。
今回敗戦すれば、3連敗かつ王者としての地位も失うことになる。そのため「はっきり防衛しないといけない。今回は結果に拘って相手を壊す。今回のテーマは“破壊”。黒田選手にリベンジしたい気持ちもあるので、Krushのベルトの価値をもっと上げて、黒田選手がこのベルトに挑戦したいと思うべルトにしていきたい。邪道魂、まだまだこんなところじゃ潰れないです」と意気込む。
最後に「ワシも3連敗は避けたいし、ベルトもかかっとるから、ここは必ず勝って、今年は勝って勝って勝ちまくって、黒田にリベンジじゃあ!」とアピールした。
一方の池田はK-1カレッジ2019 -55kg王者。5月のK-1バンタム級トーナメントに参戦するも、1回戦で黒田の飛びヒザ蹴りでKO負け。しかしその後、Krushで二連勝している。バンタム級にして、170cmと高身長を誇り、打ち下ろしの右ストレートなど一撃で倒せる破壊力を持つ。
池田自身、大学卒業後に1度就職した後、格闘技に専念するために退職。「会社員時代は会社と格闘技へのモチベーションが半々で、他に生きる道があるまま格闘技をやっていた。甘い環境に身を置いていたことが結果に出てしまったので、会社を辞めて格闘技一本でやっていくことを決意しました。今は格闘技で成功するしか道はないと覚悟が決まっています」という。
以前から目指していたベルトに挑戦できることについては「タイトルマッチはデビュー当時からの目標でした。格闘技を始めたときからずっとベルトを獲りたいと思い続けてきたので、目の前まで来て本当に嬉しいです」と、大いにワクワクしているようだ。
壬生狼からは“破壊”のテーマが挙がっていたが、池田も「一撃で倒すようなKO勝利をしたいですね。壬生狼選手は判定を狙ってちょこまか動くと思うので、K-1さんにつけていただいた“反骨のスパイダー”の異名通り、蜘蛛の糸でからめて何もできなくしてから一撃で仕留めます」とKO宣言。
初のメインイベント出場となる池田は「実力的に壬生狼選手よりも僕の方が強いので、この試合にベルトがついてくるのはオイシイと思っています。ぜひ新チャンピオン誕生を期待してください。応援よろしくお願いします」とアピールした。
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