【RIZIN TRIGGER】榊原CEOが振り返る矢地祐介のKO負け、貴賢神のポテンシャルに期待、関根は”若手の門番”に
4月16日(土)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナで開催された『RIZIN TRIGGER 3rd』(ライジン トリガー)の試合後、RIZINの榊原信行CEOが総括を行った。
メインイベントでは矢地祐介が久しぶりに来日したグスタボの強打に沈み、改めて強豪外国人選手の脅威を思い知らされることになった。
それについては「世界はこんな感じだったよな。世界標準、トップアスリートの場から空白の時間がある中で、アジャストをしていかないといけない。同じ階級でもパワーの差を感じる展開でした。圧倒的スピードとパワーに飲み込まれた」と衝撃の決着を振り返る。
また大きく注目を集めた関根“シュレック”秀樹vsスダリオ剛の双子の弟・貴賢神は、関根が2Rサッカーボールキックからのパウンドで鮮烈TKO勝利を収めた。「新しい選手のデビュー戦を老獪に切って捨てるような、総合格闘技の厳しさを貴賢神に見せつける試合も素晴らしかった」と試合を高評価。
貴賢神については「可能性は十分感じるものだった。まだまだだなということを感じながらも、巨体で過去の大相撲から転向して苦しむのはスタミナだと思うけど、腰を据えた戦いをする事ができる。グランド状態はザルだと思うので、そこをしっかり克服しながら、年齢も若いですし、経験を積んでいくと可能性は十分にある」と高いポテンシャルを感じたとする。
貴賢神は120kgに体重を落として準備をした後、再びRIZINに参戦する意向だ。それを聞いた榊原氏は「次の試合までオファーしないので、ゆっくり準備をしてから手を挙げてください。アメリカに行って腹据えてやるくらいの覚悟がないと、短期間では(準備は)無理と思いました」としている。
また勝利した”絶好調”関根については「今回カードの設定だけでいうと、かませ犬的な形に思われがちだったと思う。まだまだ積み重ねて来た年月とやって来たことは、嘘をつかない。シュレック自体もフィジカルも年齢で落ちているのかもしれないけど、テクニックや駆け引きは若さと勢いではどうにもならない。ヘビー級の若い選手たちは、シュレックを超えて来ないと通用しないといった門番的になったら面白いと思う」と更なる活躍に期待を寄せた。
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