2022/11/13（日）UP
（最終更新：2022/11/13 09:29）

山浦俊一vsHIRO YAMATO

　11月13日（日）東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2022 4th』では［WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ / S1ジャパンJr.ライト級王座決定戦］で、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・山浦俊一（新興ムエタイジム）とNJKFスーパーフェザー級王者・HIRO YAMATO （大和ジム）が、王座を争う。

【見どころ】

　当初S1王座決定戦として組まれた試合だが、山浦の持つWBCムエタイ日本統一王座も懸けられることとなった。山浦は今年5月にNJKF王者となったHIROに対し「まだ発言権がないのに舐められている」「きっちり差を見せて倒します」とKO勝ちに闘志を燃やす。一方HIROは保持する王座を懸けた山浦に敬意を表し、熱い心で試合に臨む。

【選手データ】　

・山浦俊一（27＝新興ムエタイジム）身長165cm、体重63kg、神奈川県出身
構え：右、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者

・HIRO YAMATO（22＝大和ジム）身長176cm
構え：右、NJKFスーパーフェザー級王者

【この王座決定戦に向けた意気込み】（11月4日主催者提供）

山浦俊一

強烈なヒジ打ちを見舞う山浦俊一（2021年11月）

（現在の調子）
いつも通り絶好調です。前と一緒で仕事優先にはなっちゃっているんですけど、言い訳せず、空いた時間を見つけてしっかり練習はしています。

（山浦の申し出を受けWBC王座も懸かった試合となったが）
相手がツイッターでちょっと僕を挑発するような文章を書いていたので、自分の持ってるWBCも懸けてダブルタイトルマッチに変えてもらいました。S1もJr.ライト級となってますけど体重もスーパーフェザー級と一緒なので、スーパーフェザー級で試合するんだったらWBCのベルトを持ってる以上負けられないと思ってます。今回は過去一で倒そうと思ってます。
WBCを懸けた後もツイッターに「敬意」みたいに書いてましたけど、その文章の中に“相手が本気なら俺も本気だ”みたいに書いてあって、“本気じゃなかったの？”って思いました。なので今回は分からせてあげようと思ってます。

（試合への意気込み）
今回はきっちり差を見せて倒します。勝てば3本目の日本タイトルになるので、今回しっかり倒して、それをきっかけにまた世界に行きたいです。

HIRO YAMATO

膝を当てるHIRO YAMATO（左／2022年5月）

（現在の調子）
調子はいい感じで、結構相手も自分の型にハメやすいタイプなので、自分の中ですごくいいイメージができてます。

（対戦相手の印象）
首相撲でポイントを取って勝つみたいな選手かなって。他の選手はあまり首相撲が得意じゃないからやられちゃうんですけど、僕は対応できるので、全然問題ないかなという感じです。あとは対策をしっかり遂行するだけです。

（山浦の申し出を受けWBC王座も懸かった試合となったが）
最初WBCのタイトルも懸けるという話があって、それがなくなってS1のタイトルを懸けてやらせてもらうことになって、“逃げたのかな”みたいに思ったので正直にSNSに書いたら、それに山浦選手が心が燃えて、WBCも懸けてもらえるということになって。この試合に対して本気というか“懸けてくれてるんだな”と思って、すごくリスペクトというか、そういう気持ちが芽生えてきました。
カッコいいなと思いました。心が熱いし、“お、いいな”って。

（試合への意気込み）
今回は首相撲ありのムエタイルールでいろいろな攻防ができるので、そういうところでも技の交換ができたら、すごく熱いなと思いました。
向こうは全部懸けてきてくれるので、僕も熱い心で臨むし、そういうところもお客さんには見てもらえたら盛り上がってもらえると思います。
今まで山浦選手がNJKFの看板選手というか引っ張る存在だったと思いますけど、バトンタッチというか、そういう試合になると思います。泥臭い、人間vs人間の漢気戦、熱い戦いを楽しみにしてもらえればと思います。

＜対戦カード＞
▼トリプルメインイベントⅠ　S1ジャパンJr.ライト級王座決定戦　3分5R
山浦俊一（新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者）　
vs
HIRO YAMATO （大和ジム/NJKFスーパーフェザー級王者）　

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

【動画】山浦俊一がWBCムエタイ日本王座防衛に成功（2021年11月）